研究課題/領域番号 |
11470478
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
物理系薬学
|
研究機関 | 近畿大学 |
研究代表者 |
本田 進 近畿大学, 薬学部, 教授 (50028841)
|
研究分担者 |
多賀 淳 近畿大学, 薬学部, 助手 (20247951)
鈴木 茂生 近畿大学, 薬学部, 助教授 (00154542)
|
研究期間 (年度) |
1999 – 2001
|
研究課題ステータス |
完了 (2001年度)
|
配分額 *注記 |
14,000千円 (直接経費: 14,000千円)
2001年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
2000年度: 6,600千円 (直接経費: 6,600千円)
1999年度: 5,400千円 (直接経費: 5,400千円)
|
キーワード | キャピラリー電気泳動 / マイクロチップ電気泳動 / 超微量分析 / 超高速分析 / インキャピラリー誘導体化 / 物質間相互作用解析 / 多モード分析 / レーザー励起蛍光検出 / 超高速分離分析 / インカラム誘導体化 / 単一細胞分析 |
研究概要 |
本研究の目的は、キャピラリーやマイクロチップ中で行う電気泳動の特性を明らかにし、種々の物質の分析へ応用することにあった。平成11年度〜平成13年度の3年間にわたる研究により、これらの目的のうちキャピラリー電気泳動(CE)の特性解明と応用の部分については,期待以上の成果を上げることができた。一方、マイクロチップ電気泳動(ME)は本研究開始当初、ゲノム解析の領域を除き、未だ発展途上にあったが、本研究により糖質分析への展開を中心に新技術の導入をはかった結果、大幅な進展をみることができた。これらの成果の概要をまとめると、下記のとおりである。 CE 1,種々の分離モードを開発した。 2,キャピラリー内での誘導体化法を開発し、体系化した。 3,物質間相互作用解析法を開発し、微量試料による結合定数測定を可能にした。 4.特異的認識能をもつ生体内物質を探索し、生理活性が期待できる種々の物質を見出すことができた ME 1,ガラス、石英、有機ポリマー等のマイクロチップとシングルスポットレーザー励起蛍光検出により秒単位の超微量高速分析を実現した。 2,汎用性のある全チャンネル一斉紫外部吸収法の可能性を探った。 3.生体成分分析に有効に利用できることを明らかにした。
|