研究課題/領域番号 |
11480126
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
原子力学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
井澤 靖和 大阪大学, レーザー核融合研究センター, 教授 (10029316)
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研究分担者 |
橋田 昌樹 (財)レーザー技術総合研究所, 研究員 (50291034)
今崎 一夫 (財)レーザー技術総合研究所, 主任研究員 (09480104)
藤田 尚徳 大阪大学, レーザー核融合研究センター, 助教授 (70135755)
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研究期間 (年度) |
1999 – 2000
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研究課題ステータス |
完了 (2000年度)
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配分額 *注記 |
10,300千円 (直接経費: 10,300千円)
2000年度: 2,700千円 (直接経費: 2,700千円)
1999年度: 7,600千円 (直接経費: 7,600千円)
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キーワード | レーザー同位体分離 / 多光子解離 / 2波長多光子解離 / ホウ素同位体分離 / 同位体分離係数 |
研究概要 |
BCl_3を対象とし、^<11>Bと^<10>Bの分離を目的として、TEA CO_2レーザー並びに自由電子レーザー(FEL)を用いて多光子解離実験を行い、多光子解離特性と同位体分離性能について検討し、以下の成果を得た。 1)FELを用いたBの同位体分離に初めて成功した。 2)多光子解離が誘起されるレーザー照射強度のしき値を明らかにし、照射強度に対する解離速度のデータから解離プロセスのモデルを構築した。 3)BCl_3の圧力や照射波長を変化させて実験を行い、解離速度は吸収スペクトルのピークより低周波側で最大になること、吸収ピークの両側で解離速度の同位体依存性が逆転すること、低圧力程同位体選択性は大きくなることなどを明らかにし、多光子解離過程を解析するための基礎データを蓄積した。 4)2波長照射による多光子解離実験を行い、1波長照射に比べて同位体選択性が大幅に向上することを確認した。また2波長照射の最適波長とレーザー照射強度について解析した。
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