研究課題/領域番号 |
11480184
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
機能生物化学
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研究機関 | 理化学研究所 |
研究代表者 |
辻 崇一 理研, 研究員 (90124677)
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研究分担者 |
高島 晶 理化学研究所, 糖遺伝情報研究チーム, 研究員 (00300880)
川口 しのぶ 理化学研究所, 糖遺伝情報研究チーム, 研究員 (80301753)
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研究期間 (年度) |
1999 – 2000
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研究課題ステータス |
完了 (2000年度)
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配分額 *注記 |
7,800千円 (直接経費: 7,800千円)
2000年度: 3,800千円 (直接経費: 3,800千円)
1999年度: 4,000千円 (直接経費: 4,000千円)
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キーワード | GDAP / P19細胞 / Neuro2a細胞 / 細胞分化 / ディファレンシャル・ディスプレイ |
研究概要 |
本年度は昨年度に引き続きGDAP-1〜-10のORFのクローニングとその解析を行った。 その結果、 1)GDAP-群の発現解析:これらはマウスの発生過程で見る限りいずれもE16-P7の時期に神経系に特異的に発現していた。また、P19細胞を神経系に分化させたときもGDAP-群の発現が同様に見られることが明らかになった。 2)GDAP-1の解析:マウス、ヒトのcDNAライブラリーからORFを含む複数のクローンを得た。いずれも358アミノ酸をコードしており、94%の相同性をもつことが明らかとなった。従って、マウスとヒトとの間で高度に保存されたアミノ酸配列を持つタンパク質であることが明らかになった。現在のところデータべ一スに登録されておらず、新規タンパク質である。C-、N-末端側それぞれにMyc,FLAGを融合させNeuro2aに発現させると、N-末端側が細胞質、C-末端側がERに存在していた。アミノ酸配列を見ると、C-末端側近傍に一回膜貫通領域と推定される配列が見られる。また、細胞質領域に核移行シグナルに似た配列があることがあきらかになった。さらに、Two-hybrid systemを用いて、細胞質領域のGDAP-1と相互作用をするタンパク質を検索し、幾つかの候補を得たのでその同定・解析をも開始した 今後、これらGDAP-群の解析やTwo-hybrid systemなどにより、この細胞増殖抑制機構を解明して行く予定である。
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