研究課題/領域番号 |
11554015
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 展開研究 |
研究分野 |
固体物性Ⅱ(磁性・金属・低温)
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研究機関 | 日本大学 |
研究代表者 |
高橋 博樹 日本大学, 文理学部, 助教授 (80188044)
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研究分担者 |
中西 剛司 日本大学, 文理学部, 助手 (70297761)
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研究期間 (年度) |
1999 – 2001
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研究課題ステータス |
完了 (2001年度)
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配分額 *注記 |
14,100千円 (直接経費: 14,100千円)
2001年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
2000年度: 6,400千円 (直接経費: 6,400千円)
1999年度: 6,200千円 (直接経費: 6,200千円)
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キーワード | 高圧合成 / 酸化物超伝導 / ダイヤモンドアンビル / 窒化物 / レーザー加熱 / 過剰酸素 / 高温超伝導体 / 高圧 / 高酸素圧 / レーザー可熱 / 遷移金属酸化物 / ダイヤモンドアンビルセル / 高温超伝導 |
研究概要 |
本研究の目的はダイヤモンドアンビルセル(DAC)を用いて10GPa以上の高い酸素圧下での試料合成の手段を確立し、合成された試料の物性評価をすることにある。平成11年度はYAGレーザーを購入し、レーザーヒーティングシステムの建設を行った。高圧発生にはDACを用いレーザーをDACの両面から照射する事により一様性の高い高温を発生する。DACへの酸素の封入はセルを液体窒素温度まで冷却し、液化した酸素をそのまま封入する。これを所定の圧力まで加圧しYAGレーザーによる直接加熱で高温高酸素圧を発生し試料合成を行う。平成12年度はクライオスタットを購入し、主に、合成試料の評価システムの構築を行った。はじめに典型物質として過剰酸素の導入で超伝導を示すようになるLa_2CuO_4を原料とし酸素量制御を試みたが、生成物質が極微量であることからその評価は難しかった。その他、高圧酸素ガス圧下で超伝導転移温度が酸素量に敏感なYBa_2Cu_3O_<7-δ>系の超高酸素圧下での合成を試みた。いずれにしても超伝導性の評価は難しいため、平成13年度には極微量の物質を高圧下で評価するためにSQUIDマグネトメーターとDACを組み合わせたシステムを構築し、これにより高圧下での極微量の物質の帯磁率測定が可能となり、超伝導、強磁性等の比較的大きな信号変化はDACでも測定できるようになった。また、高圧窒素ガス圧下ではNbとNの直接反応によるNbNの合成を行った。その他、1気圧下で合成が難しいA15型Nb-Si系、Nb-C系やB1型MoNの合成を試みている。
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