研究課題/領域番号 |
11555022
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 展開研究 |
研究分野 |
応用物理学一般
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研究機関 | 和歌山工業高等専門学校 (2000-2001) 長岡工業高等専門学校 (1999) |
研究代表者 |
溝川 辰巳 和歌山工業高等専門学校, 機械工学科, 教授 (20229719)
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研究分担者 |
石田 博樹 長岡工業高等専門学校, 電子制御工学科, 教授 (70176197)
伊藤 義郎 長岡技術科学大学, 工学部, 教授 (60176378)
坂田 光雄 和歌山工業高等専門学校, 機械工学科, 教授 (00099839)
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研究期間 (年度) |
1999 – 2001
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研究課題ステータス |
完了 (2001年度)
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配分額 *注記 |
8,200千円 (直接経費: 8,200千円)
2001年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
2000年度: 2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
1999年度: 4,900千円 (直接経費: 4,900千円)
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キーワード | 光子 / 検出器 / 位置有感 / 2次元 / 可視光 / 真空紫外線 / レーザー誘起蛍光法 / 真空紫外 |
研究概要 |
まず第一に、CsIを光電面とし、真空紫外線に感度のあるような、MBWC法に基づく2次元位置有感光子検出器を開発し、その特性を調べた。位置分解能としては120μm程度、実用可能な長波長端は250nm程度が得られ、有感部の外縁3mm程度を除く14mmφ程度の範囲で分光感度特性に有意な位置依存性は無いことが示された。第二に、上と並行して、CsSbを光電面とし、可視光に感度のある二次元位置有感光子検出器の開発を目指した。この面では今のところ、製作した光電面の不安定性(真空封じ切りで一ヶ月程度)が克服出来ず、検出器としての特性を調べる段階には至っていない。しかしながら、チェンバー内に適当なゲッターを入れることでこの問題は克服できると思われ、さらに改良を続けている段階である。さらに、レーザー誘起蛍光法を実施するための装置の立ち上げも並行して進め、これはすでに稼動できる状態になっている。今後、可視光子検出器の特性向上を踏まえて、検出器とレーザー光源を組合せ、時間分解二次元LIFなどの可能性を検討していこうとしている段階である。
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