研究課題/領域番号 |
11555107
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 展開研究 |
研究分野 |
計測工学
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研究機関 | 山形大学 |
研究代表者 |
田村 安孝 山形大学, 工学部, 教授 (40171904)
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研究分担者 |
湯浅 哲也 山形大学, 工学部, 助教授 (30240146)
赤塚 孝雄 山形大学, 工学部, 教授 (80091875)
小山 清人 山形大学, 工学部, 教授 (60007218)
石原 知明 (株)三井造船昭島研究所, 情報エンジニアリング事業部, 主任研究
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研究期間 (年度) |
1999 – 2001
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研究課題ステータス |
完了 (2001年度)
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配分額 *注記 |
6,100千円 (直接経費: 6,100千円)
2001年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
2000年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1999年度: 2,700千円 (直接経費: 2,700千円)
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キーワード | 超音波CT / 遺跡探査 / 反射波 / 高分子圧電膜 |
研究概要 |
1.センサデータ融合システムの組込み 既に組み込んである3次元位置センサシステムとデジタルカメラ等のデータとの連携により、対象の位置情報を取得する機能をシステムに付加した。ノ-ト型コンピュータとA/D変換ユニットを備品費で購入し、得られた各種のデータを融合し、データ収集時の現場の状況を再現するシステムを整備した。 波形発生装置もパワーアンプとの関係で変更を加え、波数、周波数、デューティー比を変更できる仕様にした。さらにクロスポイントスイッチとしてCPLDを利用する方式で電子回路を構成した。これにより、配線効率が大幅に上がり、同時に回路の製作時間も減る。さらに、VHDLソースの変更による配線の変更は一切必要なく、場合によってはVHDLコードの変換のみで全く別の機能を持ったモジュールに変わることすらできる。研究室レベルでのシステム構成には有効な方式であることがわかった。 2.システムの評価実験 計算速度、精度やコストなどを評価し、システム全体の性能向上の方策を検討した。その結果、反射型システムにおいては、測定点の位置の測定誤差を波長の1/8まで抑える必要があることが明らかにされた。データ収集時間は、従来のシステムは約1時間程度かかっていたものを10分程度に短縮できる見込みを得た。 また、周波数変調などの使用も可能であり、受信波形が雑音に埋もれている状況でもパルス圧縮による安定な遅延時間推定が可能なことが確認された。
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