研究課題/領域番号 |
11555112
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 展開研究 |
研究分野 |
制御工学
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研究機関 | 東京都立科学技術大学 (2000-2001) 宇都宮大学 (1999) |
研究代表者 |
山口 亨 東京都立科学技術大学, 工学部, 教授 (40251079)
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研究分担者 |
足立 修一 宇都宮大学, 工学部, 教授 (40222624)
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研究期間 (年度) |
1999 – 2001
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研究課題ステータス |
完了 (2001年度)
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配分額 *注記 |
13,600千円 (直接経費: 13,600千円)
2001年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
2000年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1999年度: 9,700千円 (直接経費: 9,700千円)
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キーワード | 知情意モデル / 福祉支援 / エージェント / ソフトDNA / 知的インターフェイス / 情報インフラストラクチャ / 福祉支援システム / 感情・意図の検出 / 情報共有 |
研究概要 |
情報インフラストラクチャの整備が進む中、人間との対話システムに重要な福祉支援システムや福祉ロボットシステムのような人間-機械系の知的システムに関する研究が求められている。本研究では、情報インフラの整備された部屋に生活する弱者に対する知的インターフェイスを想定し、キーボードやマウス等を用いずに体表現や言葉によりユーザの感情・意図をシステム側が把握する機能や、知情意モデルによりユーザの体表現から困っている状況などをシステム側が自ら把握し、ユーザへのガイドやサポートを行う機能の実現を目指し研究を進めてきた。その際、以下の(1)〜(3)について実現することが重要課題となった。 (1)情意モデルを用い、人間の感情・意図を自律的に把握し人間をサポートする。 (2)フトDNAにより、分散感覚知能同士の役割を状況に応じて動的・自律的に切り替える。 (3)分散感覚知能同士が情報を共有することにより、各エージェントが動的に協調しあう。 上記(1)〜(3)の機能を統合して、分散感覚知能型福祉協調システムを構築した。分散感覚知能型福祉協調システムとは、3次元物理空間内に感覚器(センサ)及び知能(CPU)といったインテリジェンスを分散的に埋め込んだ知的な福祉協調システムである。このシステムに、上記の機能を取り入れることで、これらが自律的に協調し、より高い知能を持つシステムの構築に成功し、良好な結果を得ることが出来た。
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