研究課題/領域番号 |
11555161
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 展開研究 |
研究分野 |
金属物性
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
西谷 滋人 京都大学, 工学研究科, 助教授 (50192688)
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研究分担者 |
松宮 亨 新日本製鐵株式会社, 先端技術研究所, 部長
青木 正人 岐阜大学, 工学部, 助教授 (70192854)
松宮 徹 新日本製鐵(株), 先端技術研究所, 部長
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研究期間 (年度) |
1999 – 2002
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研究課題ステータス |
完了 (2002年度)
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配分額 *注記 |
13,800千円 (直接経費: 13,800千円)
2002年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
2001年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2000年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
1999年度: 9,700千円 (直接経費: 9,700千円)
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キーワード | 状態図 / Frenkel法 / 振動エントロピー / bcc-hcp変態 / モンテカルロシミュレーション / Quasi-Harmonic近似 / 統計モーメント法 / Ti / ボンドオーダーポテンシャル / 有限温度 / モンテカルロ法 / 自由エネルギー / Einstein結晶モデル / タイトバインディング / フルポテンシャルLMTO法 / 状態図計算 / 遷移金属合金 / タイトバインディング理論 / モーメント近似 |
研究概要 |
単元素の温度圧力相図,2元系の状態図の自由エネルギーを精密に計算するために, ・化学結合力によるエンタルピー変化の多体相互作用 ・振動エントロピーの非調和性 を取り入れることが必要と考えた.これらの目標達成のために,具体的には ・多体効果を精密に計算するボンドオーダーポテンシャルの並列計算コードの開発 ・高温での非調和振動エントロピーを正確に計算するFrenkel法の実装 をおこなった.また,これらの計算コードをもちいて, 1.希薄固溶極限の生成エンタルピーの系統的見積もり 2.bcc-hcp変態の振動エントロピーに与える非調和効果の影響 さらに研究を発展させて,状態図利用の重要課題の一つである析出核生成自由エネルギーを見積もるために, 3.固溶限の各種近似による比較 をおこなった.これらの手法を手軽に利用する計算コードは一部すでに公開しており,さらに利用しやすい形態への手直しを順次進めている.
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