研究課題/領域番号 |
11555170
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 展開研究 |
研究分野 |
複合材料・物性
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研究機関 | 群馬大学 |
研究代表者 |
土橋 敏明 群馬大学, 工学部, 教授 (30155626)
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研究分担者 |
市川 紀美雄 富士写真フィルム, 富士宮研究所, 主任研究員
八木原 晋 東海大学, 理学部, 教授 (40191093)
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研究期間 (年度) |
1999 – 2001
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研究課題ステータス |
完了 (2001年度)
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配分額 *注記 |
12,800千円 (直接経費: 12,800千円)
2001年度: 3,200千円 (直接経費: 3,200千円)
2000年度: 7,000千円 (直接経費: 7,000千円)
1999年度: 2,600千円 (直接経費: 2,600千円)
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キーワード | マイクロカプセル / 誘電分光 / 超音波法 / 金属元素 / 固体バッテリー / ベータ線治療 / 誘電分散 / 高分子 / 放射線治療 |
研究概要 |
ポリウレタンウレアを壁膜材料とするマイクロカプセルについて、合成法、構造、物性、透過性の制御について検討した。次に、それらの基礎的知見に基づいて金属元素をドープしたマイクロカプセルを調製して、固体バッテリー及びベータ線治療への応用における問題点を明らかにし、実用化の可能性を探った。 1.単一粒子光散乱法や原子間力顕微鏡を用いたマイクロカプセルの構造を決定する方法を確立した。 2.壁膜の透過性について理論的考察を行い、実在の色素の透過性の実験結果と、比戟することにより評価を行った。 3.分散系に対する誘電分光法の応用における問題点を明らかにした。 4.分散系に対する超音波法の応用における問題点を解決し、これを用いてマイクロカプセル壁膜の圧縮率の仕込み量依存性を明らかにした。 5.イオン導電性をもつ溶液を芯物質としたときのマイクロカプセルの電気伝導性のメカニズムを明らかにし、固体バッテリーへの実用化の可能性を探った。 6.希土類金属元素を含む溶液を芯物質とするマイクロカプセルを作製し、中性子線による壊変を利用したベータ線治療への応用の可能性を探った。
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