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わり性のリンゴ異数性品種の開発

研究課題

研究課題/領域番号 11556007
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分展開研究
研究分野 園芸・造園学
研究機関秋田県立大学短期大学部

研究代表者

佐藤 正志  秋田県立大学短期大学部, 生物生産学科, 助教授 (90110585)

研究分担者 神田 啓臣  秋田県立大学短期大学部, 生物生産学科, 講師 (90224881)
高橋 春實  秋田県立大学短期大学部, 生物生産学科, 教授 (00122929)
乳井 恒雄  秋田県立大学短期大学部, 生物生産学科, 講師 (10073983)
今西 弘幸  秋田県立大学短期大学部, 附属農場, 助手 (10320607)
研究期間 (年度) 1999 – 2002
研究課題ステータス 完了 (2002年度)
配分額 *注記
11,800千円 (直接経費: 11,800千円)
2002年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
2001年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
2000年度: 6,400千円 (直接経費: 6,400千円)
1999年度: 2,500千円 (直接経費: 2,500千円)
キーワードリンゴ / 交雑育種 / 3倍性品種 / 2x×3x / わい性 / 結果 / 果実形質 / 食味 / 糖酸比 / 3倍体 / 大きさ / 着色 / 糖度 / 品質 / 正逆交雑 / 種子形成 / 花粉
研究概要

わい性で果実品質が優れたリンゴの異数性品種を開発するため、主要品種である3倍性品種(3x)と2倍性品種(2x)の正逆交雑からの実生を育成し、主に樹の大きさと結実性、果実形質などを調査した。
1.交雑実生の開花樹と結果樹の割合は播種後10年では、2x×3xは2x×2xより劣るものの3x×2xに比較して明らかに優れていた。実生の幹周は播種後11年では2x×2xが最も太く、次いで2x×3x、3x×2xの順であった。
2.2x×3xと2x×2xの成熟果の果実形質について比較検討した。果皮色では2x×3xと2x×2xの間に大きな差がないと考えられる。果実の大きさは2x×3xでは、2x×2xと同等の大きさの交雑組合わせと、それに比較して小さい組合わせに区分されることが明らかになった。果実の硬度と糖度、酸度、糖酸比についても2x×3xでは交雑組合わせによってそれぞれ差異が認められた。しかし、いずれの組合せでも糖酸比が26.3〜47.8であり、リンゴの生食用品種の範囲内に位置していた。従って、2x×3xの実生は実際の育種で素材として価値があることが明らかになった。
3.2x×3xの'ふじ'×'ジョナゴールド'の交雑実生の中に、果実形質が優れている実生(仮称4FJ1)を発見することができた。この実生では、樹はわい性で豊産性の傾向が認められた。この実生の体細胞の染色体数については、確認するまでには至らなかった。
交雑実生4FJ1の最大の特長は'甘酸っぱい'食味であり、新品種の可能性が大きいと考えられる。

報告書

(5件)
  • 2002 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 2001 実績報告書
  • 2000 実績報告書
  • 1999 実績報告書

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公開日: 1999-04-01   更新日: 2016-04-21  

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