研究課題/領域番号 |
11556026
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 展開研究 |
研究分野 |
林学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
小池 孝良 北海道大学, 農学部・附属演習林, 教授 (10270919)
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研究分担者 |
上田 龍四郎 北海道ダルトン, 技術主任
笹 賀一郎 (笹賀 一郎) 北海道大学, 農学部・附属演習林, 教授 (70125318)
柴田 英昭 北海道大学, 農学部・附属演習林, 助手 (70281798)
窪田 順平 東京農工大学, 農学部, 助教授 (90195503)
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研究期間 (年度) |
1999 – 2000
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研究課題ステータス |
完了 (2000年度)
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配分額 *注記 |
5,600千円 (直接経費: 5,600千円)
2000年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
1999年度: 4,000千円 (直接経費: 4,000千円)
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キーワード | 自動計測 / CO2濃度 / サンプリング / 6点式 / 無電源 / CO_2濃度 / CO_2 / 多点 / 携帯型 / バッテリー |
研究概要 |
地球温暖化が懸念されて久しい。世界各地の生態系でCO_2のシンク・ソース能の評価が試みられている。巨大な炭素貯蔵器官としての幹を持つ森林での測定例が極めて限定されているのが現状である。本展開研究は、これらの困難な条件を克服し、さまざまな森林でのCO_2濃度の季節変化を現地で簡便に測定する事のできる安価で簡便な手法の開発した。これまで開発を進めてきた一般の電源方式のCO_2濃度測定装置を無電源地帯用に改良し、6点式自動サンプリング装置付きのCO_2サンプリング、分析装置を制作した。今年度は、このシステムをさまざまな条件の森林に設置し、実用化の方法を模索した結果、問題点は、サンプリング部分と本体のシーリングである。風雨にさらされる野外環境に設置するため、完全な密封が要求される。この点の克服が課題として残った。カラマツ樹冠内の測定と落葉広葉樹林について10月に計測を終了し、良好な結果を得た。しかし、販売はこれからの課題である。
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