研究課題/領域番号 |
11557018
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 展開研究 |
研究分野 |
実験病理学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
守内 哲也 北海道大学, 遺伝子病制御研究所, 教授 (20174394)
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研究分担者 |
浜田 淳一 北海道大学, 遺伝子病制御研究所, 助教授 (50192703)
多田 光宏 北海道大学, 遺伝子病制御研究所, 助教授 (10241316)
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研究期間 (年度) |
1999 – 2000
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研究課題ステータス |
完了 (2000年度)
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配分額 *注記 |
6,900千円 (直接経費: 6,900千円)
2000年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1999年度: 4,900千円 (直接経費: 4,900千円)
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キーワード | 酵母 / 遺伝子診断 / p53 / APC / PTEN / AIE-75 / ADE2 |
研究概要 |
1.APC yeast color assayの開発と臨床応用。 APCのcDNAは全長8.5kbあるのでこれを5つの領域に分割してストップコドンアッセイ系を作製した。領域IとIIのアッセイにはRNAを、領域III,IV,VのアッセイにはゲノムDNAを用いた。大腸癌では23例中12例(52%)が異常と診断された。さらにこれまで知られていなかった乳癌においても70例中13例(18%)に異常が見いだされ、塩基配列の決定により全てにクローナルな変異が証明された。 2.p53 dominance assayの開発と臨床応用。 p53遺伝子のdominant negative変異を検出する酵母アッセイ法を開発した。これは、野生型p53と変異型p53を同時に酵母に発現させ、どちらの形質が発現するかを色彩の変化で検出する方法である。神経膠芽腫では、dominant negative変異をもつ場合30歳台で発症するのに対し、resessive変異では50歳台に発症することが明らかになった。 3.PTEN stop coton assayの開発と臨床応用。 癌抑制遺伝子PTENの酵母アッセイ法を開発した。この方法では、PTEN遺伝子にナンセンス変異があると酵母は赤に、偽PTEN遺伝子が発現している場合にはピンクになる。PTEN変異のある症例には偽PTEN遺伝子発現がなく、PTEN変異がない症例では偽PTEN遺伝子が発現する相補的関係が証明された。
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