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幹細胞顕在化自己心筋細胞移植による心筋再生治療法の開発

研究課題

研究課題/領域番号 11557095
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分展開研究
研究分野 胸部外科学
研究機関山形大学

研究代表者

島崎 靖久  山形大学, 医学部, 教授 (60116043)

研究分担者 渡辺 隆夫  山形大学, 医学部, 助教授 (60138922)
乾 清重  山形大学, 医学部, 助手 (70250941)
高橋 俊樹  山形大学, 医学部, 講師 (50263257)
箕輪 隆  山形大学, 医学部, 助手 (50292420)
研究期間 (年度) 1999 – 2000
研究課題ステータス 完了 (2001年度)
配分額 *注記
8,600千円 (直接経費: 8,600千円)
2000年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
1999年度: 6,700千円 (直接経費: 6,700千円)
キーワード幹細胞 / 心不全 / 細胞周期 / bone marrow cell
研究概要

研究は幹細胞が顕在化(活性化)すると考えられる心不全状態モデル動物の作成、ならびにその評価から開始した。まず、圧負荷心不全モデルにおける心筋細胞増殖変化の検討として、体重400gのSD系ラットに腹部大動脈縮窄処置を加え圧負荷心不全モデルを作成し、分離心筋細胞にM期細胞の検出を試みた。しかしいずれの予備実験においても幹細胞の検出同定はできなかった。
そこで、心筋細胞培養モデルにおいて過剰心負荷状態を作成し、かかる状況下での骨髄培養細胞の変化を検討した。伸展刺激はシリコンラバー膜上に細胞を播種し、接着させた上で60/minの速度で周期的にシリコンラバー膜を伸展させた。その結果、培養骨髄細胞から心筋組織様の組織形成所見が確認された。すなわち、骨髄細胞に心筋局所環境を与えると心筋様の組織が形成されること、幹細胞が組織に存在しているという考えを離れ、心筋組織に流入した骨髄細胞を幹細胞のように振る舞わせる分化能を心筋組織が有していると考えることがより自然と考えられた。
末期心不全状態のもとで観察される、細胞分裂は組織内に存在する幹細胞由来のものではなく、骨髄から流入した骨髄細胞が心筋細胞に分化誘導を受ける過程において観察された可能性が高いと考えられた。

報告書

(3件)
  • 2001 研究成果報告書概要
  • 2000 実績報告書
  • 1999 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 乾清重, 島崎靖久: "心臓組織の再建"Tissue Culture Reserch Commun. 20. 131-136 (2001)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      2001 研究成果報告書概要

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公開日: 1999-04-01   更新日: 2016-04-21  

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