研究課題/領域番号 |
11557202
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 展開研究 |
研究分野 |
人類遺伝学
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研究機関 | 徳島大学 |
研究代表者 |
宮本 賢一 徳島大学, 医学部, 教授 (70174208)
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研究期間 (年度) |
1999 – 2000
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研究課題ステータス |
完了 (2000年度)
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配分額 *注記 |
13,600千円 (直接経費: 13,600千円)
2000年度: 3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
1999年度: 10,200千円 (直接経費: 10,200千円)
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キーワード | ビタミンD受容体 / DNA analysis / 骨粗鬆症 / 遺伝子多型 / 骨密度 / DNA / マイクロチップ / FRET |
研究概要 |
本研究では、骨代謝に関連するアミノ酸トランスポーターのいくつかを発現クローニング法にて同定し、遺伝子多型部位を同定した。また骨粗鬆症関連遺伝子(ビタミンD受容体、VDR,)において、多型を示す新しい部位を同定した。新たな多型部位は、VDR遺伝子の、腸管特異的発現を規定する領域に存在した。遺伝子解読を行い、多型を3つのタイプに分類した。さらに、岡山県立大学のチームは、本多型と骨密度との間に、有意な相関関係を見出した。この遺伝子多型の生理学的重要性を説明する目的で、転写調節領域に多型部位を挿入し、その機能を小腸培養細胞モデルであるCaCO2細胞に、トランスフェクトし、その発現調節に及ぼす影響について検討し、その重要性を明らかにした。次に、遺伝子多型の解析用DNA断片を合成した。この際、多型を示す部位が、認識されやすいように、前後に新規の配列を挿入した。新規配列プローブは増幅プライマーを考慮しデザインされ、片方の3'末端にはドナー蛍光色素を標識し、その隣接のプローブの5'末端にはアクセプター蛍光色素を標識した。しかし蛍光共鳴エネルギー移動(FRET)を用いたDNAチップ型のハイブリダイゼーション法では、従来のSSPCやDNAシークエンス法に比べ、再現性に乏しく信頼度の高いデータを得るためには、アクセプター蛍光色素の改良にさらなる検討が必要と判定された。今後、FRET用いたより正確なプライマー設計を行い、本法をより感度の高いものに改良する必要がある。
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