研究課題/領域番号 |
11558016
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 展開研究 |
研究分野 |
科学教育
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研究機関 | 福井工業高等専門学校 |
研究代表者 |
吉村 忠与志 福井工業高等専門学校, 物質工学科, 教授 (60042991)
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研究分担者 |
中出 登 アイサ商事(株), 主任研究員
青山 義弘 福井工業高等専門学校, 電子情報工学科, 講師 (40249785)
NAKADE N Aisa Shoji Co.Ltd. Head Researcher
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研究期間 (年度) |
1999 – 2000
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研究課題ステータス |
完了 (2000年度)
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配分額 *注記 |
7,400千円 (直接経費: 7,400千円)
2000年度: 2,800千円 (直接経費: 2,800千円)
1999年度: 4,600千円 (直接経費: 4,600千円)
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キーワード | ダイオキシン類の除去 / 簡易焼却炉用有害ガス吸着除去システム / ごみ焼却環境問題 |
研究概要 |
現在使用が禁止されている簡易焼却炉を再度利用して地方自治体に排出処理するごみの量を最小限にすることが本研究の開発目的である。本研究では、焼却炉から排出されるばい煙を吸着させるシステム装置を開発し、ダイオキシン類の発生の根源であるばい煙を完全吸着することを研究した。さらに、ばい煙を吸着した石材を焼結処理することによりダイオキシン類を消滅させて、セラミック材とする再資源化を研究した。 このような簡易焼却炉用の脱煙(ダイオキシン類等の有害ガス)吸着システムが開発されれば、人にやさしい環境作りが可能になり環境汚染防止の立場から、積極的にごみから地球を守るポリシーで社会に貢献できる。簡易焼却炉用の脱煙(ダイオキシン類等の有害ガス)吸着システムを試作してばい煙の脱吸着実験を検討した。 試用評価を受けて、改良して実用な簡易焼却炉用の脱煙吸着システム装置を開発すべく下記のような方針で本研究を推進し報告した。 (1)簡易焼却炉用の脱煙(ダイオキシン類等の有害ガス)吸着システム装置を設計して試作した。 (2)ごみに対応するように焼却・脱煙・吸着カラム等を作成して、必要に応じたごみ焼却管理ができるようにした。 (3)吸着使用済みの石材を高温焼結処理することにより、セラミック材としての再資源化が検討した。 (4)吸着剤の煤量を測定するために、セラミックによる煤センサーを開発した。 (5)本研究の実施に伴う総括を行い、研究成果を公表する。
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