研究課題/領域番号 |
11558017
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 展開研究 |
研究分野 |
教育工学
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研究機関 | 公立はこだて未来大学 (2000) 北海道大学 (1999) |
研究代表者 |
川嶋 稔夫 公立はこだて未来大学, システム情報科学部, 教授 (20152952)
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研究分担者 |
吉野 和芳 神奈川工科大学, 工学部, 講師 (10298284)
長崎 健 公立はこだて未来大学, システム情報科学部, 講師 (70325893)
棚橋 真 北海道大学, 工学研究科, 助手 (90250480)
青木 由直 北海道大学, 工学研究科, 教授 (90001180)
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研究期間 (年度) |
1999 – 2000
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研究課題ステータス |
完了 (2000年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 5,200千円)
2000年度: 2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
1999年度: 3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
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キーワード | プレゼンテーション支援 / 電子テキスト / 映像解析 / 教育工学 / マルチメディア / プレゼンテーション / 画像解析 |
研究概要 |
研究発表などのプレゼンテーションでは電子化が大いに進んだ。一方で、講義や授業などのプレゼンテーションではなかなか効果的な情報化が行われない現状がある。これは、授業のようにトータルの時間が数十時間にもおよぶプレゼンテーション内容の電子化には多大なる労力が必要であり、また、聞き手からのフィードバックに柔軟に対応できる資料作りが難しいことにあると考えられる。本研究では、従来型の紙と黒板ベースのプレゼンテーションに、電子的プレゼンテーションのよいところを効果的にとりいれられるような手法の検討を行った。 計画研究の年限内では、紙ベースと電子ベースのプレゼンテーションの融合を図るために以下の2項目について研究を行った。 1 能動型カメラによる適応的文書画像の収集 テーブルの上に置かれたプレゼンテーション用文書を、自動的に検出し、その文書に応じた最適な取得パラメータにしたがって、高精細な文書として収録するための装置を開発した。 (a)文書の自動的な検出プログラムの開発-プレゼンテーション用ステージの上に置かれた文書を自動的に検出するための手法を開発した (b)適応的文書画像収集法-能動的に動くCCDカメラを用いて、過不足のない適切な解像度で文書を撮影するための手法を開発した。 2 プレゼンテーション用文書の管理について (a)プレゼンテーションに利用する文書の同定-プレゼンテーション中の文書に関連した情報の記録を検索するために、高速に大量の文書を同定するためのアルゴリズムを開発した。 (b)文書のレイアウトの管理-ステージに置かれている文書のレイアウトの履歴を自動的に記録するための手法について検討を行った。 また、同様のシステムを机の上の文書の管理に用いる方法についても検討を行った。
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