研究課題/領域番号 |
11558082
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 展開研究 |
研究分野 |
構造生物化学
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研究機関 | 理化学研究所 (2000-2001) 藤田保健衛生大学 (1999) |
研究代表者 |
谷口 寿章 理化学研究所, 翻訳後修飾による動的調節機構研究チーム, チームリーダー(研究職) (10257636)
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研究分担者 |
松原 守 理化学研究所, 翻訳後修飾による動的調節機構研究チーム, 連携研究員 (90288481)
千谷 晃一 藤田保健衛生大学, 総合医科学研究所, 教授 (60179942)
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研究期間 (年度) |
1999 – 2001
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研究課題ステータス |
完了 (2001年度)
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配分額 *注記 |
12,000千円 (直接経費: 12,000千円)
2001年度: 2,800千円 (直接経費: 2,800千円)
2000年度: 2,800千円 (直接経費: 2,800千円)
1999年度: 6,400千円 (直接経費: 6,400千円)
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キーワード | アミノ酸配列解析 / プロテオーム / 質量分析 / マススペクトロメトリー / 蛋白質 / ペプチド / マウスペクトロメトリー / プロテオーム解析 / ゲノム解析 / 翻訳後修飾 / 蛋白質リン酸化 / シグナル伝達 |
研究概要 |
本研究においては、1)二次元電気泳動ゲルに含まれるスポットを、超高感度ナノスプレー質量分析法により得られるペプチドの部分シークエンスを含む情報のみから、ゲノムデータベース上で一義的に蛋白質を同定するマスマッピング法を確立すること、2)リン酸化やアセチル化、糖鎖付加などを特異的に検出する手段を確立し、プロテオーム解析をさらに翻訳後修飾データベースを含む形に拡大する事、3)さらにそれらを用いて、神経細胞のシナプスなどシグナル伝達系蛋白質が集中した、機能複合体としての細胞画分のプロテオーム解析を行うことで、シグナル伝達に関わる未知蛋白質の機能を組織的に明らかにする手法を確立することを目的とする。テーマ(1)については、二次元電気泳動ゲルを銀染色し、観測されたスポットを切り出し、MALDI-TOFによるペプチドフィンガープリンティング法により、ゲノムデータベース上で検索するシステムを確立した。大量試料を迅速に処理するため、本研究で購入した試料処理ロボットを用い、試料の脱塩からMALDI-TOF用のサンプルターゲットに自動塗布するシステムを開発した。テーマ(2)に関しては、三連四重極型質量分析計を用い、いわゆるペアレントスキャン法によるリン酸化ペプチド検出システムを確立することに成功した。さらにハイブリッド型の質量分析計にキャピラリーHPLCを組合わせたLC/MSを用い、30個以上の複数蛋白質を同時にシークエンスタグ法により同定する解析法を確立した。これらにより、当初の目的である質量分析法を基盤にした大量・高速蛋白質シークエンシング技術を開発できた。
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