研究課題/領域番号 |
11559004
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 展開研究 |
研究分野 |
広領域
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
田賀井 篤平 東京大学, 総合研究博物館, 教授 (40011738)
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研究分担者 |
西秋 良宏 東京大学, 総合研究博物館, 助教授 (70256197)
西野 嘉章 東京大学, 総合研究博物館, 教授 (20172679)
大場 秀章 東京大学, 総合研究博物館, 教授 (20004450)
高槻 成紀 東京大学, 総合研究博物館, 助教授 (00124595)
諏訪 元 東京大学, 総合研究博物館, 助教授 (50206596)
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研究期間 (年度) |
1999 – 2001
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研究課題ステータス |
完了 (2001年度)
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配分額 *注記 |
13,900千円 (直接経費: 13,900千円)
2001年度: 4,300千円 (直接経費: 4,300千円)
2000年度: 4,800千円 (直接経費: 4,800千円)
1999年度: 4,800千円 (直接経費: 4,800千円)
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キーワード | 博物館データベース / 画像のデジタル化 / 共通フォーマット / スクリプト言語 / 標準フォーマット / リレーショナル / HTML / 学術標本 / 共用フォーマット / 共通言語 |
研究概要 |
全国の大学博物館で独自に整備しつつあるデータベースのフォーマットや諸外国で整備されているデータベースのフォーマットを調査して、異なった専門分野間で共通する入力項目を検討し、国際的に汎用なデータベースを構築・共用化することが現実に可能かを研究した。その際に、大学博物館の中で、部門共通データベースの構築が先行している東京大学及び京都大学の例を調査した。更に、近い将来に、データベースが有り得るべき姿を、コンピュータのハード・システム・ソフトの進歩と関連して調査した。 1 データベースの共通フォーマット データベースのフォーマットを各分野で調査した結果、その項目は共通フォーマットを実現するには余りにも多様であり、その導入は非現実的である。 2 データベースの仮想的な共通フォーマット フォーマットの共通化の最大の利点は分野間の相互利用を容易にすることであり、この点を実現し、フォーマットの共通化を回避する手法として、ヴァーチャルな共通フォーマットの可能性を研究した。即ち、各分野内部では、独自のフォーマットでデータベースを作成するが、分野を統合するサーバー上では、共通フォーマットが存在するかのような仮想的なデータベースを構築し提供する。このようなシステムを実現することによって、効率的なデータベースの共通フォーマットが実現する。 3 システム構成 各分野で独自のフォーマットのデータベースを構築するが、その際には調査の結果得られた、分野別標準的フォーマットを参考にする。分野を統合するサーバー上に分野毎のデータベースを共通にするスクリプト言語による翻訳システムを備え付ける。 コンピュータのハード・システム・ソフトの進歩と関連したデータベースのあり方を研究しつつ、仮想的な共通フォーマットを構築して、データベースの共通フォーマットを実現する手法を研究した。
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