研究課題/領域番号 |
11610097
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育・社会系心理学
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研究機関 | 小樽商科大学 |
研究代表者 |
小笠原 春彦 小樽商科大学, 商学部, 教授 (70271731)
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研究期間 (年度) |
1999 – 2000
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研究課題ステータス |
完了 (2000年度)
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配分額 *注記 |
1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
2000年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1999年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
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キーワード | 標準誤差 / 因子分析 / 因子回転 / 主成分分析 / Kaiserの規準化 / 情報行列 / オーソマックス解 / 斜交解 |
研究概要 |
本研究の目的は因子分析・主成分分析の回転解の標本変動を評価する統計的指標(標準誤差)の理論整備を行い、標準誤差を実際のデータ解析に利用できるソフトウェアーを作成することである。 1.回転解の標本変動に関する理論の整備 (1)一般利用者が多用する回転解のグループ(Kaiserの規準化を伴う諸方法)について、標準誤差を求める一般的な計算法を得た。特に、斜交解の主要なものを含む一般4次基準斜交解についてノーマル解の標準誤差を導出した。 (2)主成分分析の回転解についても因子分析の回転解の標準誤差を求める方式(拡大された情報行列を用いる方式)を応用し、その標準誤差を得た。 2.回転解の変動評価統合ソフトウェア(ROSEF Version 1.0)の開発 (1)名称:ROSEF Version 1.0(A subroutine library for the ROtated solutions with their asymptotic Standard Errors in Factor analysis:因子分析における回転解とその漸近標準誤差のためのサブルーチンライブラリ) (2)使用言語と形式:Fortran90により記述されたサブルーチン形式である。 (3)回転解の種類:回転前の解(丁度識別された検証的因子分析解)、回転前主成分分析解、オーソマックス解(因子分析及び主成分分析)、直交及び斜交プロクラステス解(因子分析)、一般対称4次基準による直接斜交解(直接オブリミン解、直接斜交バリマックス解等の因子分析・主成分分析の解)、プロマックス解(因子分析)、ケースIIオーソブリク解(因子分析) (4)マニュアル:ROSEFの使用法を記述した47ページの英文マニュアルを作成した。
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