• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

情報教育における遠隔教育利用と学生の意識に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 11610151
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 教育・社会系心理学
研究機関広島国際学院大学

研究代表者

中田 美喜子  広島国際学院大学, 工学部, 助教授 (60237302)

研究分担者 吉田 行宏  安田女子短期大学, 秘書科, 助教授 (90240324)
研究期間 (年度) 1999 – 2000
研究課題ステータス 完了 (2000年度)
配分額 *注記
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
2000年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
1999年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
キーワード遠隔教育 / 意識調査 / 情報教育 / インターネット / 一般情報教育
研究概要

昨年度までの研究において比較的小規模のクラスにおける講義には遠隔講義も数回であれば実施可能であることが示唆された。今年度はさらにこれを発展させ、自宅における在宅学習において利用可能であるかを検討することとした。ハードについては自宅でもっているものはそれを利用し、機器を所有していないものにはノートPCを貸し出して実施する。
接続回線については、昨今のプロバイダの料金定価や電話会社の固定料金制などによるISDNを利用してのインターネットアクセスを利用した。また、一般社会人や高齢者向けの在宅学習の可能性を検討するために、ビデオ教材の配信についても提示を行った。これらをすべてISDNによる配信でどの程度自習可能であるか、また教材の作成方法についても検討を行った。特に教材の作成については、デジタルビデオによる動画教材をデジタルでキャプチャし、編集して作成を行った。そのための記録媒体としては、DVDなどの大容量の媒体が必要であった。また、時間的に長いものの作成は、技術的にも困難であり、今回は10分以内の教材を試作して配信を行った。実際の講義などに用いる場合には、50分から60分程度の長さが必要になると思われる。そのためには動画の圧縮技術などが今後進歩することにより、簡単に実現することが考えられる。さらに、地方行政による情報インフラの整備として広島県も情報トライアングルという高速情報ネットワーク利用プロジェクトを実施している。接続可能であるなら、高速ネットワーク上でも同様の教材を提示し、その差を比較することが可能である。今年度は、接続申請などの関係で実現できなかったが、今後は各県が実施しつつある情報ハイウェイなどにより、安価で高速のネットワーク環境を利用可能になる可能性は高いと思われる。その際に配信できるような教材を開発・蓄積し高齢者などを含めた社会人教育に利用可能である遠隔教育を検討しておくことが今後の課題であると思われる。

報告書

(3件)
  • 2000 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1999 実績報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (4件)

  • [文献書誌] 中田美喜子,吉田行宏,Rowena Santiago: "情報教育におけるインターネットを利用した遠隔教育-受講学生の意識調査から-"広島国際学院大学研究報告. 第32巻. 147-151 (1999)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      2000 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] "The distance learning to use the Internet for information science -evaluation of the students-"Bulletin of Hiroshima Kokusai Gakuin University. Vol.32. 147-151 (1999)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      2000 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 中田美喜子,吉田行宏,Rowena Santiago: "情報教育におけるインターネットを利用した遠隔教育-受講学生の意識調査から-"広島国際学院大学研究報告. 第32巻. 147-151 (1999)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書
  • [文献書誌] 中田美喜子,吉田行宏,Rowena Santiago: "情報教育におけるインターネットを利用した遠隔教育-受講学生の意識調査から-"広島国際学院大学研究報告. 第32巻. 147-151 (1999)

    • 関連する報告書
      1999 実績報告書

URL: 

公開日: 1999-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi