研究課題/領域番号 |
11610154
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育・社会系心理学
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研究機関 | 筑波技術短期大学 |
研究代表者 |
石田 久之 筑波技術短期大学, 教育方法開発センター(視覚障害系), 助教授 (50151379)
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研究期間 (年度) |
1999 – 2000
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研究課題ステータス |
完了 (2000年度)
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配分額 *注記 |
3,100千円 (直接経費: 3,100千円)
2000年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
1999年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
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キーワード | ボランティア / 点字図書館 / 点訳 / 音訳 |
研究概要 |
■本研究は、視覚障害者に対する様々なボランティア活動において、強い影響を及ぼしていると考えられるボランティア養成について、その実態と問題点を明らかにし、それらを踏まえて、ボランティア活動への適切な支援について、検討することを目的とした。■方法は、全国の点字図書館、視覚障害者センター、ボランティアセンターを訪問し、職員等を対象としての、聞き取り調査とした。■内容は、ボランティア養成講座に関して、募集定員、募集の際の各種条件、ボランティアとしての活動に関して、活動方法、勉強会等についてであった。■どの点字図書館等においても、点訳・音訳のための職員が配置されており、精力的に作業が進められているが、利用者の要求を満たすためには、間に合わず、ボランティアの活動にその多くを依存している。職員の仕事は、むしろこのボランティアの養成及びその世話等が主となっている。■一方、養成講座を修了したボランティアは、点字図書館等を中心とするボランティア団体に入会し、活動をする事になる。しかし、実質的に活動を開始する人は養成修了者の2〜3割程度であり、必ずしも有効な人的資源の利用が行われているわけではない。■ボランティア団体内における人間関係等が会の活動力に大きく影響する場合もあり、また、近年のパソコンの導入が、一方で点訳活動を容易にしながらも、高齢者等においては、その事によって、身の置き所がなくなるというような事態を引き起こしている。■ボランティア活動の技術的な問題に関しては、点字図書館の職員の指導や各種講演会、勉強会等によって、常に更新されており、その水準はかなり高いレベルを維持しているものと思われる。
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