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過疎・高齢化地域の互助・福祉活動におけるキーパーソンの役割

研究課題

研究課題/領域番号 11610190
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 社会学(含社会福祉関係)
研究機関大分大学

研究代表者

山岸 治男  大分大学, 教育福祉科学部, 教授 (40136768)

研究期間 (年度) 1999 – 2000
研究課題ステータス 完了 (2001年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
2000年度: 400千円 (直接経費: 400千円)
1999年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
キーワード過疎・高齢化地域 / 地域福祉の内実 / 施策の実践過程 / キーパーソン / 役割自覚 / 住民 / 課題認識 / 生涯学習 / 互助・福祉活動 / 対人役割の認識 / 使命感 / 地域社会福祉 / 良質な実践 / 政策決定過程 / 構造的役割 / 人格的役割 / ライフコース / 住民の対応
研究概要

本研究の概要は次の通りである。(1)研究調査対象地として秋田県鷹巣町・阿仁町、大分県浦江町・山国町の4町を定め、主として地域福祉活動(合地城福祉計画など)の概要を把握した。(2)当該地域で特に顕著と思われる互助・福祉活助について聞き取り調査を実施した.(3)互助・福祉活助の展開に対する祉会教育の意義に関して聞き取り調査を実施した.(4)関連する文献について、可能な範囲で当たった。
研究の経過において気づいたのは次の点である。(1)リーダー各層(町のトップリーダーから集落の世話役まで)の資質が互助・福祉活動の実態に強く反映すること、(2)集落レベルでは、加えて、当該集落が培ってきた相互交流の内実(人間関係や社会関係)が互助・福祉活動の実態に反映すること、(3)人間関係や社会関係の改善には、社会教育を通した住民の生涯学習が必要であること。
以上から、本研究をまとめれば、次のように整理される。
1)過疎・高齢化の進行を日常的に実感する住民に、それを生活課題として自覚させ得るか否かの鍵を握るのが地域社会各層のキーパーソンである。
2)名層キーパーソンの指導性と住民の課題認識の内実が、互助・福祉課題への諸種の対応を生み出す。
3)どんな実態であれ、互助・福祉活助が展開・向上するには、活助の組織化が必要になる。
4)互助・福祉活助の実態とその展開を観察し、必要な組織化を試み、活助を維持・創造するには住民の学習活動が必要になる。

報告書

(3件)
  • 2001 研究成果報告書概要
  • 2000 実績報告書
  • 1999 実績報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (4件)

  • [文献書誌] 山岸治男: "福祉推進組織の活性化と住民意識の変容"大分大学教育福祉科学部研究紀要. 第22巻第2号. 507-514 (2000)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      2001 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 山岸治男: "地域福祉の推進と住民の学習"大分大学生涯学習教育研究センター研究紀要. 第2号(予定). (2002)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      2001 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 山岸治男: "福祉の推進と生涯学習"大分大学教育福祉科学部研究紀要. 22-1. 247-252 (2000)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書
  • [文献書誌] 山岸治男: "福祉推進組織の活性化と住民意識の変容-秋田県北秋田郡鷹巣町の場合-"大分大学教育福祉科学部研究紀要. 22-2. 507-514 (2000)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書

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公開日: 1999-04-01   更新日: 2016-04-21  

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