研究課題/領域番号 |
11610206
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会学(含社会福祉関係)
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研究機関 | 東海大学 |
研究代表者 |
北島 英治 東海大学, 健康科学部, 教授 (30276860)
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研究分担者 |
藤林 慶子 北海道女子大学(北海道浅井学園大学), 人間福祉学部, 講師 (60316289)
岡田 進一 大阪市立大学, 生活科学部, 講師 (20291601)
西村 秋生 国立医療, 病院管理研究所・医療経済研究部, 主任研究官
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研究期間 (年度) |
1999 – 2000
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研究課題ステータス |
完了 (2000年度)
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配分額 *注記 |
3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
2000年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
1999年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
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キーワード | 精神保健福祉士 / 精神科ソーシャルワーク / GAF / 自立生活能力 |
研究概要 |
初年度において、調査に先立ち、文献研究を実施した。文献研究により、標準化された精神障害者の自立に関する評価基準はなく、いくつかの方式があることがわかった。その中から今回の研究では、GAF(The Global Assessment of Functioning,機能の全体的評定尺度)と厚生省大臣官房精神保健福祉課作成の精神障害者ケアガイドライン検討委員会版ケアアセスメント票の中の自立生活能力項目を使用することとした。 本研究でいう自立とは、地域内生活者(外来通院者)と病院内生活者(入院者)とに分け、前者を地域内自立として捉えた。つまり、病院内生活者(入院者)は、病状又は何らかの理由から地域内自立が困難な状態であると仮定した。以上の2つの評価基準により、地域内生活者と病院内生活者の班別が可能であるという仮説を立てて調査票を作成した。 第二年度において、最終調査票を作成し、調査対象者、調査者を決定し、調査を実施、基礎データを収集した。そのことにより、精神障害者の自立判定基準アセスメントとして、GAF(The Global Assessment of Functioning,機能の全体的評定尺度)と厚生省大臣官房精神保健福祉課作成の精神障害者ケアガイドライン検討委員会版ケアアセスメント票の中の自立生活能力項目が有効であることが推測された。ただし、最終的な精神科ソーシャルワーカーの援助過程における評価喜寿wの作成するにあたっては、今後の課題として、より広範な調査を実施する必要性が感じられた。また最終年度には、調査報告書を作成した。
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