研究課題/領域番号 |
11610220
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会学(含社会福祉関係)
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研究機関 | 京都女子大学 (2000-2001) 追手門学院大学 (1999) |
研究代表者 |
竹安 栄子 京都女子大学, 現代社会学部, 教授 (70131414)
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研究分担者 |
中村 都 追手門学院大学, 経営学部, 助教授 (90278599)
春日 雅司 神戸学院大学, 人文学部, 教授 (90152660)
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研究期間 (年度) |
1999 – 2001
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研究課題ステータス |
完了 (2001年度)
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配分額 *注記 |
3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
2001年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2000年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
1999年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
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キーワード | ジェンダー / 地域政治 / 女性参画 / 女性地方議員 / 過少代表 / 女性と政治 / 日本の地域政治 / 政治におけるジェンダー・ギャップ / 政治 / 女性議員 / 意思決定システム / 女性の政治参画 / イギリス / 東南アジア / 地方政治 / イギリスの地方政治 / アジアにおける女性 / 女性 / 地方議員 / ジュンダー |
研究概要 |
1.平成12年2〜3月に3784名の全国女性地方議員を対象に郵送法によるアンケート調査を実施した。アンケート用紙の配布は、女性議員のいる1744の地方自治体の議会事務局を通じて行った。回収数は1679、回収率44.4%であった。2.平成12年度には回収したアンケートのコーディング・入力作業、さらにデータクリーニングを行い、平成13年4月には集計結果の概要をHP上で公開した。今回の調査結果を平成8年に実施した調査と比較すると、1994年の調査で明らかとなった男性議員との差異点は保持しながらも、年齢の上昇と地元性の高まりという点で、「地元型」に移行する傾向がみられる。すなわち、90年代後半の女性議員の増加は、市町村議会レベルで変化の兆しが見られものの、1994年の女性地方議員調査の分析によって初めて検出された「市民型」議員の増加を意味するものではなかった。3.1994年に実施した全国女性地方議員調査との比較の視点から、今回の調査データの一部を用いて平成12年7月にメルボルン大学で開催されたAsian Studies of Australia Associationの第13回大会で共同研究者の春日雅司とともに報告をした。4.共同研究者の中村都が、平成13年2月にマニラ大学図書館でシンガポールの女性政治家に関する資料の収集を行った。5.平成13年8月にスコットランドの女性議員へのインタビュー調査を実施した。また平成14年2月には英国の政治領域における女性の状況、地域政治に果たす女性の役割など政治領域における女性研究に関する研究資料を、英国London大学およびLincoln大学図書館で資料収集をした。6.平成14年2月にはLincoln大学のH.M.Bochel教授を中心とする地域政治研究プロジェクトと研究交流を行った。
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