研究課題/領域番号 |
11610283
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育学
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研究機関 | 和洋女子大学 |
研究代表者 |
関山 邦宏 和洋女子大学, 家政学部, 教授 (30179345)
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研究分担者 |
菱田 隆昭 上田女子短期大学, 幼児教育科, 助教授 (50267465)
ADACHI Yasushi Kansai Medical University, Faculty of medicine, Assistnat Professor (10268336)
YASUMIZU Ryouji Kansai Medical University, Faculty of medicine, Associate Professor (00142753)
INABA Muneo Kansai Medical University, Faculty of medicine, Associate Professor (70115947)
TOKI Junko Kansai Medical University, Faculty of medicine, Assistnat Professor (40077681)
HISHA Hiroko Kansai Medical University, Faculty of medicine, Assistnat Professor (90151422)
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研究期間 (年度) |
1999 – 2001
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研究課題ステータス |
完了 (2001年度)
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配分額 *注記 |
3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
2001年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2000年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
1999年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
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キーワード | 寺子屋 / 寺子屋の教育課程 / 近世教育史 / 宮城県 / 「教育沿革史材料」 / 『日本教育史資料』 / 私塾 / 宮城県の教育 / 教育沿革史材料 / 日本教育史資料 / 往来物 |
研究概要 |
本研究は、次の2点の解明を主たる目的として進めた。 (1)寺子屋個々の実態を解明する上で欠くことのできない基本史料である、明治16年2月文部省達第1号に基づく寺子屋調査書の所在を確認する。 (2)これらの史料の分析をとおして、寺子屋の教育内容・教育方油実鯲全国的規模において体系的に明らかにするとともに地域・時代・師匠の男女差や教養の程度の違いなどが教育内容・教育方法にどの程度反映されているかを比較研究し、もって寺子屋教育が果たした役割を再検討する、 (1)については、宮城県「教育沿革史材料」(宮城県図書蔵)・東京府「教育沿革史編纂書類」(東京都公文書館蔵)・大分県「家塾寺子屋事蹟調」(大分県立大分図書館蔵)、山口県「教育沿革史革稿」(山口県文書館蔵)など、また同種の調査書である愛知県「維新前寺小屋、手習師匠、郷学校、私学校の調査」(愛知芸術文化センター愛知県図書館蔵)などを調査・収集した。 このうち宮城県「教育沿革史材料」(宮城県図書館蔵)については、その全文を本研究の第1次報告書として翻刻・発表した。また宮城県「教育沿革史材料」・東京府「教育沿革史編纂書類」・大分県「家塾寺子屋事蹟調」については、データーベース化を進めている。 (2)については、宮城県「教育沿革史材料」の分析をすすめ、その成果の一端を「宮城県の寺子屋における教科課程について-「教育沿革史材料」(明治十六年)の分析をとおして-」にまとめ、本研究の第2次(最終)報告書に収録した。この他についても分析を進めているが、成果を発表するまでには至っていない。
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