研究課題/領域番号 |
11610541
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
その他外国語・外国文学
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研究機関 | 埼玉大学 |
研究代表者 |
澤田 和彦 埼玉大学, 教養学部, 教授 (70162542)
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研究期間 (年度) |
1999 – 2002
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研究課題ステータス |
完了 (2002年度)
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配分額 *注記 |
3,600千円 (直接経費: 3,600千円)
2002年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2001年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2000年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1999年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
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キーワード | 日露文化 / 日露交渉史 / 日露関係史 / ゴンチャローフ / 二葉亭四迷 / ピウスツキ / 亡命ロシア人 / 白系ロシア人 / 日露比較文学 / 環日本海 / 東京外国語学校 / サハリン |
研究概要 |
本研究は以下に挙げる論点に沿って、精密な書誌を作成しつつ行われた。 1.ゴンチャローフの「日本渡航記」にうかがわれる、ロシア人の観た幕末の日本及び日本人観 2.二葉亭四迷、川上俊彦、嵯峨の屋お室など、東京外国語学校魯語科出身者のロシアとの関わり 3.森鴎外、田山花袋、島崎藤付、国木田独歩らによる、重訳を通じてのロシア文学の受容 4.千島樺太交換条約と日露戦争の有する文化史的意義 5.コレンコ、グレー、ケーベルといった東京外国語学校、東京帝国大学のロシア人教師や、B.ピウスツキ、マトヴェーエフ、N.ラッセルのような亡命ロシア人、ポーランド人の日本での事跡と日本観 6.日本におけるロシア語教育の歴史 7.日本の環日本海地域と極東ロシア、サハリンとの関わり 8.北洋漁業と日露関係 9.1917年のロシア革命の後来日した白系ロシア人の事跡調査 10.近・現代日本文学の作品に表れたロシア及びロシア人のイメージ 4年間に論文をわが国で10本、ロシアで5本、カナダで2本、ポーランドで1本発表し、ロシアとポーランドの国際会議で計3回報告した。また国内各地の図書館、史料館はもとより、神戸市立外国人墓地、静岡県富士市、外国ではハワイ大学ハミルトン図書館、チェコ共和国スラブ図書館(プラハ)、ロシア文化博物館(サンフランシスコ)、スタンフォード大学フーバー研究所(米国・パロ=アルト)で調査と資料収集を行った。
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