研究課題/領域番号 |
11610568
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
言語学・音声学
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研究機関 | 南山大学 |
研究代表者 |
阿部 泰明 南山大学, 人文学部, 教授 (40159447)
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研究分担者 |
村杉 恵子 南山大学, 外国語学部, 助教授 (00239518)
青柳 宏 南山大学, 人文学部, 助教授 (60212388)
斎藤 衛 南山大学, 人文学部, 教授 (70186964)
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研究期間 (年度) |
1999 – 2001
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研究課題ステータス |
完了 (2001年度)
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配分額 *注記 |
3,600千円 (直接経費: 3,600千円)
2001年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
2000年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
1999年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
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キーワード | 項構造 / 複合述語 / 名詞編入 / 時制 / 統語表示 / 生成文法 / 言語獲得 / 名詞句 / ミニマリスト / 格助詞 |
研究概要 |
平成11年度には南山大学で開催された第二回アジア理論言語学会(Asian GLOW)に併せて項構造に関わるワークショップを開催した。このワークショップには三人のスピーカー(Anoop Mahajan氏,渡辺明氏、James Higginbotham氏)を招き、ヒンドゥー語における複合述語と格の問題、名詞編入に関する媒介変数的変動の問題、時制と相の統語表示というトピックでの発表を行った。またK.A.Jayaseelan氏、Mikinari Matsuoka氏、Gloria Cocchi氏の上記学会での発表を受けて、意見交換を行った。 本テーマに関連して、Mark Baker氏、Richard Larson氏、宮川繁氏、Jonathan Bobaljik氏には研究レポートを提出してもらった。研究代表者、分担者はそれぞれの研究分野における論文を執筆した。 平成12年度には宮川繁氏、R.Larson氏、Ayesha Kidwai氏、Tim Stowelll氏、高橋大厚氏、M.Baker氏、J.Bobaljik氏の講演会を企画し、本研究テーマに関連した討議を行った。研究代表者、分担者はそれぞれの研究分野における論文を執筆した. 平成13年度は本研究課題の最終年度にあたり、複数の研究者との意見交換を行いつつ、最終成果報告書の編纂にあたった。Susi Wurmbrand氏との意見交換、同氏による研究レポート、George Tsoulas氏の講演などを通じて、本研究テーマの深化に努めた。 研究分担者は各研究テーマでの論文執筆にあたり、研究代表者は三年間の研究成果を報告書に纏める作業を行った。最終報告書には研究期間中に様々な形で研究協力を行った研究者の論文も併せて収録し、231ページに九編の論文が収められ、項構造に関わる三年間の研究成果が結実したものとなった。
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