研究課題/領域番号 |
11620018
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
公法学
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研究機関 | 福島大学 |
研究代表者 |
中井 勝己 福島大学, 行政社会学部, 教授 (00207705)
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研究分担者 |
清水 修二 福島大学, 経済学部, 教授 (30134159)
神戸 秀彦 福島大学, 行政社会学部, 助教授 (70195189)
中馬 教允 福島大学, 行政社会学部, 教授 (30143126)
長橋 良隆 福島大学, 教育学部, 助教授 (10292450)
大山 弘 福島大学, 行政社会学部, 教授 (20213895)
村山 武彦 福島大学, 行政社会学部, 助教授 (00212259)
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研究期間 (年度) |
1999 – 2001
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研究課題ステータス |
完了 (2001年度)
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配分額 *注記 |
3,200千円 (直接経費: 3,200千円)
2001年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2000年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
1999年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
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キーワード | 環境問題 / 廃棄物 / ダイオキシン |
研究概要 |
研究の初年度は、廃棄物問題の法と行政の実態を把握することに重点を置き、厚生省(当時)と環境庁(当時)さらに全国産業廃棄物協会を訪れ、聞き取り調査と資料収集を行った。同時に、福島県、宮城県、山形県の廃棄物行政の実態調査や紛争をかかえている地域へも足を運び聞き取り調査などを行ってきた。 2年目には、南東北地域の周辺へも目を向け、各自治体の担当部局、住民団体などから聞き取り調査や資料収集、現地視察を行った。具体的には、岩手県、新潟県、栃木県、栃木県那須町、宮城県、(財)エコパーク出雲などである。これらの聞き取りと資料収集から、各種の処分場の実態、各県の廃棄物処理行政の現状と課値、個別の自治体での廃棄物行政の実状や不法投棄の内情などがかなり鮮明になってきた。 3年目は若干の追加的な調査を行ったが、以上3年間の研究成果としては、南東北地方の各都道府県は、国の法律によりつつも、指導要綱などで独自の廃棄物行政を展開していることが注目される。また、首都圏のかなりの廃棄物が東北地方へ持ち込まれていること、産廃紛争や不法投棄が問題となっているところは、他地域からの廃棄物の持ち込みが原因となっているケースが多いことなどが明らかとなった。廃棄物をめぐる裁判例の研究も大きな成果をあげることができた。
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