研究課題/領域番号 |
11630021
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経済理論
|
研究機関 | 京都産業大学 |
研究代表者 |
塘 茂樹 京都産業大学, 経済学部, 助教授 (40192661)
|
研究分担者 |
中山 智香子 東京外国語大学, 大学院・地域文化研究科, 助教授 (10274680)
|
研究期間 (年度) |
1999 – 2000
|
研究課題ステータス |
完了 (2000年度)
|
配分額 *注記 |
3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
2000年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
1999年度: 2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
|
キーワード | オーストリア学派 / オスカーモルゲンシュテルン / 大戦間期 / フリードリヒ・ハイエク / ミーゼス / ゲーム論 / オトマー・シュパン / オーストロ。ファシズム / モルゲンシュテルン / ハイエク / 経済計算論争 / Oskara Morgenstern / F.A.Hayek / ゲーム理論の形成 / 経済学史 |
研究概要 |
(1)1999年6月パリで開催されたハイエク生誕100年記念学会で、中山が計画経済論とハイエクの思想展開について報告した。 (2)小樽商科大学の江頭助教授の協力を得て、小樽商科大学における関連文書の調査が行われた。 (3)モルゲンシュテルン文書(the Oskar Morgenstern Papers:アメリカ、ノースカロライナ州デューク大学パーキンス図書館蔵)の1920年代と1930年代初頭までの文書(草稿、日記、新聞記事等々)のデジタル化(JPEG画像による撮影:合計2500枚以上)とハードコピーを行った。 (4)帰国後、収集された資料の解読と内容分析を行なった。 (5)その成果の一部は、2000年6月末にバンクーバーで開催されたアメリカ学史学会大会で塘・中山共同論文として報告された。 (6)私費または別途の資金により2000年9月にヴィーンでモルゲンシュテルン他のオーストリア学派経済学者(ハイエク、ミーゼス等)の関連資料のデジタル化(3500枚以上)とハードコピーによる収集を行った。 (7)帰国後、バンクーバ報告の内容の改善のために、新しい資料の分析を行い、現在も継続中である。その結果、大戦間期にヴィーン大学の法律学および国家学部教授として経済学を講じていた正教授オトマー・シュパンの重要性が明かとなった。 (8)その成果の一部は、2000年11月に一橋大学社会科学古典資料センターで開催された古典資料講習会において塘によって、さらに、同年12月に立教大学で開催された比較思想史研究会で中山によって、さらに2001年2月末にドイツのダルムシュタットで開催されたヨーロッパ経済学史学会で塘によって報告された。
|