研究概要 |
平成12年度においては、前年度のシンガポール(平成11年8月),東京(平成12年3月)の2度の国際シンポジウムに引続き,平成13年2月24日(土),25日(日)の両日,タイ,チュラロンコーン大学社会発展研究センターとの共催で,チュラロンコーン大学において「21世紀初頭アジア諸国の社会開発」と題した国際シンポジウムを開催した。平成11-12年度における本研究課題の研究成果もこのシンポジウムで発表した。本シンポジウムでは「1 アジアの国家主導型開発体制の改革」「2 社会安全ネット」「3 市民社会の役割」の3部で16本の報告が,ASEAN8国及び韓国,日本の研究者から行われた。このシンポジウムでは,アジアにおける経済危機以降,最新の社会発展状況のサーベイ,問題点が示された。本シンポジウムのペーパーは2001年度内に,日英両文で出版される予定である。
|