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国際経営と英語

研究課題

研究課題/領域番号 11630126
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 経営学
研究機関神戸大学

研究代表者

吉原 英樹  神戸大学, 経済経営研究所, 教授 (60031390)

研究期間 (年度) 1999 – 2000
研究課題ステータス 完了 (2000年度)
配分額 *注記
1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
2000年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
1999年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
キーワード国際経営 / 言語 / 言語コスド / 言語投資 / インターネット / 外資系企業 / 言語コスト
研究概要

平成11年、12年の2年間に行った「国際経営と英語」の研究の主要な成果および得られた主な知見は以下のとおりである。
ひとつは、国際経営と英語のテーマでアンケート調査を実施した。つぎに、国際経営と英語のテーマで、インタビュー調査を行った。
以上の研究調査の成果としてすでに4本の論文を発表した。それらの論文をもとにして、成果を一冊の書物として公刊する予定である(平成13年夏に出版の予定)。
研究調査から得られた主要な知見はつぎのとおりである。
経営の国際化の進展とインターネットの普及のふたつを理由にして、経営における英語の必要性が強まっている。ふたつの理由のうちではインターネットの影響のほうが重要であるといえる。
日本企業の現状は、日本語を中心にして国際経営を行っている。ドイツ、フランス、オランダなど欧州企業、また台湾企業は、英語で国際経営を行っている。
日本語中心の国際経営は、さよざまな言語コストを発生させている。通訳・翻訳の費用、誤解、決定のおくれ、優秀な人材の活躍の場がかぎられていることなどである。
日本企業が日本人社員の英語力を高めるために英語研修や留学・海外トレーニーなど努力しているが、海外勤務と内なる国際化を英語力を高めるための言語投資としてとらえる必要がある。
日本企業のうち国際経営を大々的に行っている多国籍企業では、国内の工場や営業所など現場では日本語を使い、海外子会社などとの国際コミュニケーションでは英語を使うバイリンガル経営が必要である。国際経営にたずさわる日本人ビジネスマンは、日本語と英語ができるバイリンガルでなければならない。
バイリンガル経営を実現するためには、経営戦略論を応用して言語戦略を立案して実行することが必要である。

報告書

(3件)
  • 2000 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1999 実績報告書
  • 研究成果

    (12件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (12件)

  • [文献書誌] 吉原英樹: "言語コストと言語投資の経営資源モデル"ディスカッションペーパーシリーズ. J30. 1-28 (2000)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      2000 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 吉原英樹: "バイリンガル経営のための言語戦略"ディスカッションペーパーシリーズ. J36. 1-16 (2001)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      2000 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 吉原英樹: "英語で経営する新台湾企業と欧州企業-現地調査レポート-"ディスカッションペーパーシリーズ. J37. 1-18 (2001)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      2000 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 吉原英樹: "経営者と英語-アンケートからの発見事実-"国民経済雑誌. 183・4. 1-18 (2001)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      2000 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Hideki Yoshihara, Yoko Okabe, Shoko Sawaki: ""Language cost, language investment and language ability in international management : a model"(in Japanese)"Discussion Paper Series J30. 1-28 (2000)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      2000 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Hideki Yoshihara, Yoko Okabe, Shoko Sawaki: ""Language strategy for bilingual management"(in Japanese)"Discussion Paper Series J36. 1-16 (2001)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      2000 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Hideki Yoshihara, Yoko Okabe, Shoko Sawaki: ""Language of Taiwanese and European companies in Taiwan : a field report"(in Japanese)"Discussion Paper Series J37. 1-18 (2001)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      2000 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Hideki Yoshihara, Yoko Okabe, Shoko Sawaki: "Executives and English : findings from questionnaire survey"Kokumin Keizai Zasshi. Vol.183, No.4. 1-18 (2001)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      2000 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 吉原英樹: "言語コストと言語投資の経営資源モデル"ディスカッションペーパーシリーズ. J30. 1-28 (2000)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書
  • [文献書誌] 吉原英樹: "バイリンガル経営のための言語戦略"ディスカッションペーパーシリーズ. J36. 1-16 (2001)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書
  • [文献書誌] 吉原英樹: "英語で経営する新台湾企業と欧州企業-現地調査レポート-"ディスカッションペーパーシリーズ. J37. 1-18 (2001)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書
  • [文献書誌] 吉原英樹: "経営者と英語-アンケートからの発見事実-"国民経済雑誌. 183・4. 1-18 (2001)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書

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公開日: 1999-04-01   更新日: 2016-04-21  

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