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仮想企業モデルを用いた実証研究支援システムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 11630138
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 経営学
研究機関神奈川工科大学

研究代表者

田中 宏和  神奈川工科大学, 工学部, 助教授 (70298280)

研究期間 (年度) 1999 – 2000
研究課題ステータス 完了 (2000年度)
配分額 *注記
1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
2000年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
1999年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
キーワードシミュレーション / モデル統合アプローチ / 意思決定支援システム / 仮想企業 / 組織論 / 計算機組織論
研究概要

本研究では、経営学の分野の主流な研究アプローチのひとつとなっている事例企業を用いた実証研究をコンピュータ上でおこなうための基盤となるシステムの開発をおこなった。従来のシステムにおける問題点は、第1に開発されたシステムは特定企業のためのアドホックなシステムが多く汎用性が乏しいこと、第2にシステム開発にはスキルが要求されるためにスキルの乏しい研究者には利用されにくいということであった。
そこで本研究では、モデル統合アプローチを用いることにより、経営環境や企業モデルを構成する複数の部品に分解し、それらを再度組み合わせてひとつのシステムとして実現する方法をとり入れた。これにより多様性の高いシステムとして実現することができる。また、組み合わせる部品となるシステム(本研究では単位モデルと呼んでいる)はユーザの操作性を高めるために、記述モデルとシートモデルを利用できるようにした。記述モデルは変数間の関係を四則演算の記号を用いて表現するだけでモデルとして実現できるものである。一方のシートモデルは表計算システムとしては標準となっているExcelのシートを直接操作するものである。開発したシステムでは、これらの単位モデルの作成と単位モデルを組み合わせてひとつのシステム(本研究では複合モデルと呼んでいる)を作成する過程を支援する意思決定支援システムとして実現されている。また、モデルの操作性を高めるために、モデルの修正、追加、削除および複合モデルの修正(単位モデル間の結合関係の変更)を容易に行えるように工夫した。さらに、実証研究での使用可能性を検討するために、ビジネスゲームに着目し、コンピュータ上で企業モデルの構築をおこない、競争環境下で企業活動を時系列でシミュレーションをおこない財務諸表をベースに経営成果を分析する方法論を研究した。

報告書

(3件)
  • 2000 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1999 実績報告書
  • 研究成果

    (13件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (13件)

  • [文献書誌] 田中宏和,柴直樹: "企業行動の類型にもとづく産業の構造変化の分析"経営情報学会誌. 18・4. 1-18 (2000)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      2000 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 板橋和公,田中宏和: "ビジネスシステムの選択ができるビジネスゲームの開発"第7回社会情報システム学シンポジウム・学術講演論文集. 77-82 (2001)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      2000 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 佐藤剛,田中宏和: "Windows上で稼動するモデル統合アプローチによるDSSの開発"経営情報学会春季全国研究発表大会予稿集. 380-383 (2000)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      2000 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 佐藤剛,田中宏和: "モデル統合アプローチを用いた経営計画支援システムの開発"経営情報学会秋季全国研究発表大会予稿集. 186-189 (2000)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      2000 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] TANAKA Hirokazu, SHIBA Noki: "Analysis of the Structual Change of the Industry Based on the Type of a Firm's Behavior"Journal of the Japan Society for Management Information. vol 18.4. 1-18 (2000)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      2000 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] TANAKA Hirokazu, ITABASHI Kazuhiro: "Development of a Business Game being able to select type of Business Systems"Proceeding : The 7^<th> Symposium of Information Systems for Society. 77-82 (2001)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      2000 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] TANAKA Hirokazu, SATO Takashi: "Development of a DSS Based on Model Integration Approach working on Windows System"Proceeding : The Spring Conference of Japan Society for Management Information. 380-383 (2000)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      2000 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] TANAKA Hirokazu, SATO Takashi: "Development of a management planning support system based on Model Integration Approach"Proceeding : The Autumn Conference of Japan Society for Management Information. 186-189 (2000)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      2000 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 田中宏和,柴直樹: "企業行動の類型にもとづく産業の構造変化の分析"経営情報学会誌. 18・4. 1-18 (2000)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書
  • [文献書誌] 板橋和公,田中宏和: "ビジネスゲームの選択ができるビジネスゲームの開発"第7回社会情報システム学シンポジウム・学術講演論文集. 77-82 (2001)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書
  • [文献書誌] 佐藤剛,田中宏和: "Windows上で稼動するモデル統合アプローチによるDSSの開発"経営情報学会春季全国研究発表大会予稿集. 380-383 (2000)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書
  • [文献書誌] 佐藤剛,田中宏和: "モデル統合アプローチを用いた経営計画支援システムの開発"経営情報学会春季全国研究発表大会予稿集. 186-189 (2000)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書
  • [文献書誌] 田中宏和: "企業行動の類型にもとづく産業の構造変化の分析"経営情報学会誌. 18・4. 1-18 (2000)

    • 関連する報告書
      1999 実績報告書

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公開日: 1999-04-01   更新日: 2016-04-21  

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