• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

顧客分析・プロセス分析に基づくバランスト・スコアカードの設計に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 11630144
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 会計学
研究機関筑波大学

研究代表者

小倉 昇  筑波大学, 社会工学系, 教授 (10145352)

研究期間 (年度) 1999 – 2000
研究課題ステータス 完了 (2000年度)
配分額 *注記
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
2000年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
1999年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
キーワードバランスト・スコアカード / 戦略的コントロール / 業績指標 / サプライチェーンマネジメント / 顧客分析 / プロセス分析 / 金融業 / 競争戦略 / バランスド・スコア・カード / 知的資産
研究概要

本研究では、バランスト・スコアカード(BSC)における顧客の視点と内部プロセスの視点に着目し、産業分類毎の顧客特性およびプロセスの技術特性の違いを検出し、その差異を説明変数としてBSCのカスタマイズを考えることを目的とした。
その第1段階として、銀行・保険・証券の3つの産業に属する日本企業と外資系企業370社に対して質問紙調査を実施した。第2章で、この調査の概要と分析結果を説明している。この調査からは、日本の金融業では顧客とプロセスに対する戦略的な差異が認められないこと、外資系企業と日本企業の間には顧客に対するアプローチに差が認あめれ、採用されている管理指標への重点の置き方とも相関関係が存在することが確認できた。
また、研究の第2段階として、製造業930社に対する広範な質問紙調査を行った。この調査には、内部プロセスを比較可能にするためにサプライチェーン・マネジメントの考え方を導入するとともに、金融業に対する調査への反省から計画プロセスに関する質問を充実させた。この調査の仮設設計について第3章で、調査で一たの分析結果については第4章で詳述している。計画プロセスの影響についての分析結果は、要点をまとめて論文として発表するように準備中である。また、サプライチェーンの視点および市場の視点についての分析は現在も継続中である。
研究の全体を統括する考え方を示すために、企業価値モデルとバランスト・スコアカードの接点を説明する理論的な枠組みを模索している。その試論を第5章にまとめた。これについても、近々論文として発表する予定である。

報告書

(3件)
  • 2000 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1999 実績報告書
  • 研究成果

    (5件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (5件)

  • [文献書誌] 小倉昇: "金融業におけるバランスド・スコアカードの構築に関する研究"会計. 159. 252-263 (2001)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      2000 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 小倉昇: "企業評価と管理会計情報"会計. 159. 531-544 (2001)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      2000 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Ogura, Noboru: "Designing of a Balanced Scorecard for Financial Industry""Kaikei". Vol.159, No.2. 252-263 (2001)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      2000 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Ogura, Noboru: "Corporate Valuation from a Viewpoint of Management Accounting""Kaikei". Vol.159, No.4. 531-544 (2001)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      2000 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 小倉昇,島崎高行: "金融業におけるバランスド・スコアカードの構築に関する研究"会計. 第159巻第2号. 82-93 (2001)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書

URL: 

公開日: 1999-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi