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光干渉計を用いた高次スペクトル測定装置の開発

研究課題

研究課題/領域番号 11640400
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 物理学一般
研究機関東京女子医科大学

研究代表者

木下 順二  東京女子医科大学, 医学部, 講師 (70161023)

研究期間 (年度) 1999 – 2000
研究課題ステータス 完了 (2001年度)
配分額 *注記
1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2000年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1999年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
キーワードマイケルソン干渉計 / フーリエ分光 / 高次スペクトル / interferometer / bi-spectrum / biーspectrum
研究概要

2光束を重ね合わせる光路差可変のマイケルソン型干渉計を試作し、その基本性能を調べた。光路長の変化はステッピングモーターを用いた微動ステージで行う。本研究で開発する予定の3光束を合わせる干渉計では、2つの光路の光路長を可変とし、1つのビームを掃引している間は、他方を固定しておく必要があるため、光路長をステヅプ的に掃引できなければならないからである。ステッピングモーターの刻み幅は50nmに固定されているため、ピェゾアクチュエーターを用いて誤差の補正を行う。
試験用にフーリエ分光装置を組み上げた。光源からの光を広帯域ビームスプリッターで2つのビームに分割し、微動ステージ上に取りつけた2つのコーナーキューブ・プリズムで反射させる。干渉計の一方のアームはステッピングモーターによって光路長を変化させ、他方のアームはピエゾアクチュエーターで位置の微調整や位相変調を行う。ステッピングモーターを2ステップずつ動かすことにより光路長は200nmずつ変化し、400nmまでの分光の帯域幅を得た。He-Neレーザーを測定し、FFTをかけて周波数データに直して、分解能および絶対精度の確認を行った。測定点数を増やしていくと、絶対精度は向上していくが、スペクトルは、ステッピングモーターの移動量の揺らぎなどによってむしろ拡がる傾向があった。

報告書

(3件)
  • 2001 研究成果報告書概要
  • 2000 実績報告書
  • 1999 実績報告書

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公開日: 1999-04-01   更新日: 2016-04-21  

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