研究課題/領域番号 |
11640532
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
有機化学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
古田 弘幸 京都大学, 理学研究科, 助教授 (40244157)
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研究期間 (年度) |
1999 – 2000
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研究課題ステータス |
完了 (2000年度)
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配分額 *注記 |
3,600千円 (直接経費: 3,600千円)
2000年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
1999年度: 2,900千円 (直接経費: 2,900千円)
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キーワード | N-混乱ポルフィリン / 平面錯体 / 金属錯体 / ポルフィリン / 二重混乱ポルフィリン / 銅(III)錯体 / 銀(III)錯体 / ポルフィリン異性体 |
研究概要 |
反転ピロールを骨格内部にもつ、種々のN-混乱ポルフィリン(NCP)の合成、及び、反応性、錯化挙動を中心に研究を行った。まず、NCPの安定性について検討した結果、反転ピロール環の再反転が起こり、新規ポルフィリノイド、N-フューズポルフィリン(NFP)が生成することを見いだした。また、合成条件を変えることで、環拡張型のN-フューズペンタフィリンも生成した。金属錯化をPdで行うと、ダブルデッカー型の2量体が生成することが明らかとなった。さらに、2重反転型NCPでは、Cu(III)やAg(III)などの高酸化状態の金属イオンと平面4配位錯体を形成するが、Pdを用いた場合はC-アリル化が進行した。15族アンチモンとの配位では、中性6配位錯体が得られた。当初期待した、14族金属イオンとNCPの安定錯体に関しては、化合物は得られたものの、不安定なため、その構造を決定するには至らなかった。 多重反転NCPの合成が必要であると結論した。
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