研究課題/領域番号 |
11640573
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
無機化学
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研究機関 | 理化学研究所 |
研究代表者 |
侯 召民 (候 召民) 理化学研究所, 有機金属化学研究室, 副主任研究員 (10261158)
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研究分担者 |
小泉 武昭 理化学研究所, 有機金属化学研究室, 基礎科学特別研究員
会田 昭二郎 理化学研究所, 有機金属化学研究室, 基礎科学特別研究員
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研究期間 (年度) |
1999 – 2000
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研究課題ステータス |
完了 (2000年度)
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配分額 *注記 |
3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
2000年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
1999年度: 2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
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キーワード | ランタノイド / 二価サマリウム錯体 / ペンタメチルシクロペンタジエニル配位子 / アリールチオラト配位子 / アリールオキシド配位子 / エチレン重合 / スチレン重合 / エチレン-スチレンブロック共重合 / エチレンースチレンブロック共重合 / 混合配位子型錯体 / 配位子効果 |
研究概要 |
本年度では、前年度までに見出した極めて珍しいと思われるスチレンとエチレンの一段階ブロック共重合反応の機構について重点的に検討した。混合配位子型二価サマリウム錯体[(C_5Me_5)Sm(OAr)(C_5Me_5)K(THF)_2]を用いてスチレンとエチレンの逐次重合並びに共重合を詳しく検討した結果、本触媒系では、エチレン重合の活性点がエチレンとスチレンのいずれのモノマーに対しても活性を示すが、スチレン重合の活性点がスチレンのみに活性を示しエチレンに対しては重合活性を示さないことが判明した。したがって、スチレンとエチレンのブロック共重合がエチレン重合から始まりスチレン重合で終了することがわかった。このような特異な活性を有する触媒系を作り出したのは本研究が初めてであり、電子的並びに立体的に異なる混合配位子とサマリウムイオンの特異な反応性との協同効果によるものと思われる。また、本触媒系の活性種は中性ユニット"(C_5Me_5)K(THF)_2"が解離して生成した配位不飽和な二価サマリウムイオン種"(C_5Me_5)Sm(ER)"と思われるため(ER=単座アニオン性配位子)、より取り扱いやすい、シリレンで架橋した混合配位子をもつ一連の二価ランタノイド錯体Me_2Si(C_5Me_4)(EAr)Ln(THF)_x(Ln=Sm,Yb;E=N,P)を合成しその反応性について検討した。
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