研究課題/領域番号 |
11650397
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
情報通信工学
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研究機関 | 法政大学 |
研究代表者 |
斉藤 利通 法政大学, 工学部, 教授 (30178496)
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研究期間 (年度) |
1999 – 2000
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研究課題ステータス |
完了 (2000年度)
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配分額 *注記 |
3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
2000年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
1999年度: 2,500千円 (直接経費: 2,500千円)
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キーワード | パルス結合ネットワーク / ニューラルネットワーク / 同期 / 分岐 / カオス / 共振 / クラスタリング / VCCS / ニューラルネット / 人工ニューロン / 量子化 |
研究概要 |
・複数入力が印加できる簡素な積分発火型発振器(IFO)を提案し、それの呈する現象解析法を構築した。そして、単一入力系では生じ得ないパルス間隔分布に関する共振現象をはじめとする様々な興味ある現象を解析した。 ・IFOをパルスで結合したネットワーク(PCNN)を構成し、これが呈する基本的な同期現象を分類し、その同期現象が発生するパラメータの条件を解明した。 ・PCNNの同期現象と情報分類機能の関係を考察し、PCNNによるパルス間隔変調を用いた多重通信システムの基本形を構築した。 ・2つの状態変数を持ち、カオスを含む様々なパルス系列を出力する自律系スパイキングカオス発振器(SCO)を提案し、これが呈する基本分岐現象を解明した。 ・SCOの結合系の呈する様々な同期現象を分類し、その同期現象が発生するパラメータの条件を解明した。 ・電圧制御電流源とキャパシタを基本とする、PCNNおよびSCOの簡素な実装法を提案し、試作回路によって典型的な現象を確認した。
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