| 研究課題/領域番号 |
11650477
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| 研究種目 |
基盤研究(C)
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| 配分区分 | 補助金 |
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| 応募区分 | 一般 |
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| 研究分野 |
構造工学・地震工学
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| 研究機関 | 中央大学 |
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研究代表者 |
佐藤 尚次 中央大学, 理工学部, 教授 (30162457)
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| 研究期間 (年度) |
1999 – 2001
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| 研究課題ステータス |
完了 (2001年度)
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| 配分額 *注記 |
2,700千円 (直接経費: 2,700千円)
2001年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2000年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
1999年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
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| キーワード | 性能設計 / 信頼性設計 / 復旧計画 / 最適化 |
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| 研究概要 |
初年度において、土木・建築の設計基準類の内容を、「鋼構造」「コンクリート」「地盤」の分類のもとで、主要な限界状態を比較列挙して整理した。これを性能面から「命確保」「耐荷力維持」「早期復旧」分類に対応させた。また道路システム等ネットワークシステムの構成要素として構造物をとらえ、被害時に生じる限界状態の特性による、復旧の困難度の違いが、ネットワーク全体の復旧過程の最適化計画にどのような影響をもたらすかの検討も行った。
2年目には、基準比較と整合化の作業を進める一方で、特に鋼製道路橋橋脚に関心を寄せ、兵庫県南部地震被害の実例なども踏まえて、単柱形式と門形ラーメン形式の限界状態の相違、また安全係数の設定が信頼性にもたらす結果の違いなどについて考察を深めた。これらと同時に、ネットワークシステム要素としての構造物の側面にも関心を寄せ、破壊時のシステムへの影響を重要度の尺度として目標信頼度の付与に階層性を与える試みを行った。
最終年度においては、これらの成果のまとめ作業を進めるとともに、構造物の信頼性設計手法を応用して、目標信頼度に応じて構造物断面を具体的に設定するスキームを、ラーメン橋脚を例に行い、また地震活動度、交通量に応じた重要度を反映した目標信頼度の仕分けなどを行った。
当研究の内容は、並行して国土交通省との協力で行った「土木・建築にかかる設計の基本」の策定作業にも深く関連を有している。この作業方針についても国際会議にて論文発表し、紹介していく予定である。
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