研究課題/領域番号 |
11650915
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
高分子合成
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研究機関 | 神奈川大学 |
研究代表者 |
亀山 敦 神奈川大学, 工学部, 助教授 (80231265)
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研究期間 (年度) |
1999 – 2000
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研究課題ステータス |
完了 (2000年度)
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配分額 *注記 |
3,200千円 (直接経費: 3,200千円)
2000年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
1999年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
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キーワード | 定序性高分子 / リビング重合 / 交互共重合 / 主鎖変換 / ポリエステル / オキシラン類 / 挿入反応 / 配列順序 / 分子量 / 分子量分布 |
研究概要 |
本研究の目的は、とれまでに報告例のない分子量と分子量分布が制御されたA-B-C型三元定序性高分子の合成方法を確立することである。本年度は、分子量と分子量分布が制御されたA-B型定序性高分子(ポリエステル)へのオキシラン類の挿入反応を用いた主鎖変換について検討を行った。3,3,3-トリフルオロプロピレンオキシドと環状カルボン酸無水物とのリビング的開環交互共重合により合成した分子量と分子量分布の制御されたポリエステルへめフェニルグリシジルエーテル(PGE)の挿入反応は、触媒としてテトラアミルアンモニウムブロミド(TAAB)を用いた場合に、良く進行することが分かった。反応条件について種々検討を行った結果、TAAB(5mol%)、三倍量のPGEを用い、70℃で72時間反応を行った場合に、PGEの挿入反応は100%進行し、目的のA-B-C型配列順序を有する高分子が生成することが分かった。しかし、副反応としてわずかに加水分解が進行し、分子量が予想よりも小さい高分子が得られた。この反応において、系中に脱水剤を存在させて反応を行うことにより、ある程度副反応が抑制できることが分かった。 以上の結果から、A-B型定序性高分子(ポリエステル)合のオキシラン類の挿入反応を用いた主鎖変換がA-B-C型三元定序性高分子の合成方法として有用であることが明らかとなった。
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