研究課題/領域番号 |
11650928
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
高分子構造物性(含繊維)
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
今栄 東洋子 名古屋大学, 物質科学国際研究センター, 教授 (80101161)
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研究期間 (年度) |
1999 – 2000
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研究課題ステータス |
完了 (2000年度)
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配分額 *注記 |
3,600千円 (直接経費: 3,600千円)
2000年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
1999年度: 2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
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キーワード | ポリマシドアシンデンドリマー / 両親媒性デンドリマー / 原子間力顕微鏡 / 表面プラズモン共鳴センサー / 表面増強赤外分光 / 単分子膜 / 自己組織化膜 / ナノ分子材料 / ポリアミドアミンデンドリマー / 接触角 / 赤外吸収分光法 / 吸着膜 / 二分子膜 |
研究概要 |
遺伝子キャリアーとしての応用が可能なポリアミドアミンをデンドリマー骨格とし、その末端基を機能素子で修飾したデンドリマーは複合的な機能性を発現することが期待できる。また、デンドリマーを組織化することによって新規な機能性もさらに期待できる。そこで、昨年度は疎水基(n-ヘキシル基)末端とともに親水性の水酸基末端または糖鎖末端をもつ分子組織性の高い両親媒性デンドリマーを合成し、2相界面での集合性を検討した。本年度は親水基としてアミン末端をもつ両親媒性デンドリマーの集合性を研究し、末端基の異なる両親媒性デンドリマーの場合と比較したところ、その組織性は水酸基/n-ヘキシル基末端両親媒性デンドリマーよりもやや劣るが、糖鎖/n-ヘキシル基末端デンドリマーよりは遥かに優れていた。 固液界面での組織化は自己組織化膜の形成によっても達成できる。チオール基と同様にカルボキシル基も自己組織化機能を有することを本研究代表者は他の化合物に対して最近発見しているので、カルボキシル基末端をもつデンドリマーに関して自己組織化膜形成能を明らかにすることを試みた。カルボキシル基末端デンドリマーはアミン末端デンドリマーよりも結合性は高く、単分子膜以上に過剰吸着するが、その量は溶液のpHに依存する。基板上には溶媒で洗浄しても脱離しない自己組織化単分子膜が形成されていた。自己組織化膜はカルボン酸イオンが基板と相互作用することによって形成される。
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