研究課題/領域番号 |
11660233
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
農業経済学
|
研究機関 | 大阪経済法科大学 |
研究代表者 |
豊田 八宏 大阪経済法科大学, 経済学部, 教授 (90122192)
|
研究分担者 |
坂爪 浩史 鹿児島大学, 農学部, 助教授 (80258665)
藤田 武弘 大阪府立大学, 農学部, 講師 (70244663)
大西 敏夫 大阪府立大学, 農学部, 助教授 (90233212)
内藤 重之 大阪府立農林技術センター, 企画部, 研究員
|
研究期間 (年度) |
1999 – 2000
|
研究課題ステータス |
完了 (2000年度)
|
配分額 *注記 |
3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
2000年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
1999年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
|
キーワード | 流通再編 / 農協共販組織 / 産地集出荷業者 / 産地市場 / 卸売市場 / 東三河地域 / キャベツ / ハクサイ / 農協共販 / 産地集荷業者 / 産地集荷市場 / 京阪新市場 / 市場集約 / 市場外流通 / 系統外集荷 |
研究概要 |
1.研究対象とした東三河地域では、全組合員一体の農協共販組織が再編され、登録者の選別化によって、販売主体としての機能性を強化している。すなわち、計画出荷、出荷調整、検査方法の厳格化、全量共販、共計の実施、違反者の除名など統制力の強化を図っている。 2.当該地域の産地集出荷業者は地場流通機能とともに、移出機能を担っている。これらの業者の役割としては、消費地の卸売市場が農協共販からの出荷量を削減されたり、指定市場を解除された場合に荷揃えをしたり、さらに、スーパーの週末供給量への対応や、特売日に合わせた一定規格品の大量供給などである。これらの点で農協共販を凌ぐ優位性を発揮している。 3.キャベツ・ハクサイ生産農家の聴き取り調査を実施した。豊橋市のキャベツ生産農家は農協と、農協以外(産地集出荷業者または産地市場)の両方に配分して出荷する農家が多い。渥美町のキャベツ生産農家は、全量農協出荷か、他の出荷方法のどちらかに区分されている。また、後者の場合、産地市場以外にもスーパーや消費地市場など多様な出荷先をもっている。豊橋市内のハクサイ生産農家は、全量農協出荷が半数以上を占め、残りは全量産地集出荷業者、または全量産地市場などとなっている。
|