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太陽光発電による動力エネルギの施設栽培への利用

研究課題

研究課題/領域番号 11660254
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 農業機械学
研究機関千葉大学

研究代表者

飯本 光雄  千葉大学, 園芸学部, 教授 (90009324)

研究分担者 谷野 章  島根大学, 生物資源科学部, 助教授 (70292670)
研究期間 (年度) 1999 – 2001
研究課題ステータス 完了 (2001年度)
配分額 *注記
3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
2001年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2000年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
1999年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
キーワード自然エネルギ / 太陽光発電 / ソーラーモジュール / 動力エネルギ / 側窓開閉装置 / 太陽電池 / 蓄電池 / 動力エネレルギ / 太陽光 / 発電 / 施設栽培 / エネルギー利用
研究概要

太陽光発電エネルギを動力源として用いた場合のビニルハウス側窓開閉システムを作成し,太陽電池モジュールの発電量測定,各シーズンにおける側窓開閉動作のための消費電力量等の計測から,システムが年間を通して安定動作に必要な太陽電池モジュール施設面積と蓄電池容量について検討した。
このシステムの消費電力は,開閉動作によるモータの消費電力と側窓を開放状態のままで側窓を維持している状態(次の側窓閉鎖作動がまでの間,以下上限待機)と側窓を閉じた位置で側窓を維持している状態(以下下限待機)での消費電力で構成されていることが確認された。側窓開閉操作によるモータの消費電力量よりも待機時の消費電力量が多く,上限待機時の消費電力量が下限待機時の2倍であった。この待機時における消費電力は主に開閉装置用コントローラで消費されるものである。側窓1回当たりの開動作及び閉動作の消費電力量は,約1ヶ月間の供試システムでの消費電力量の1/40と少なく,1日当たりの開閉動作が5回と最も多かった日でも開閉動作の少ない日の消費電力量と大きな差は認められなかった。このことから,供試システムでの側窓開閉装置の消費電力量は,上限待機時間が長いほど大となることが明らかになり,この消費電力量を少なくするための改善が図られた。
また,9月から10月の1ヶ月間の測定データから求められた供試側窓開閉システム(太陽電池モジュール:単結晶Si素子0.37m^2,アモルファスSi素子0.34m^2,ハウス規模33.3及び108m^2,開閉作動用直流モータ18w)作動に必要な太陽電池は,1.64A/12V以上で1ヶ月間で蓄電池は15.5Ahであると算定された。さらに側窓開閉に必要とする太陽電池モジュール面積は,単結晶Si素子の場合0.17m^2アモルファスSi素子0.43m^2となった。

報告書

(4件)
  • 2001 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 2000 実績報告書
  • 1999 実績報告書

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公開日: 1999-04-01   更新日: 2016-04-21  

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