研究課題/領域番号 |
11660331
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用分子細胞生物学
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研究機関 | 奈良工業高等専門学校 |
研究代表者 |
三木 功次郎 奈良工業高等専門学校, 物質化学工学科, 助教授 (80259910)
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研究分担者 |
大久保 陽子 高知大学, 遺伝子実験施設, 助手 (30311062)
直江 一光 奈良工業高等専門学校, 物質化学工学科, 講師 (00259912)
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研究期間 (年度) |
1999 – 2000
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研究課題ステータス |
完了 (2000年度)
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配分額 *注記 |
2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
2000年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
1999年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
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キーワード | バイオエレクトロカタリシス / バイオセンサ / 生細胞 / 電子伝達メディエータ / 環境汚染物質 / Herbicide |
研究概要 |
1、パン酵母固定化電極の電気化学的応答特性とKCNによる影響 パン酵母固定化電極のメディエータのみに対する電流応答は、培養時間に依存せず、ほぼ一定な応答を示すのに対して、さらにグルコースを添加したときの電流応答は、酵母の対数増殖期に大きな電流応答を示し、定常期になると次第に減少した。この電流応答により、パン酵母の細胞数測定と活性測定が行えた。KCNを測定液に添加すると、電流応答は増大した。バン酵母懸濁液のNADHの蛍光測定から、この電流応答の上昇は菌体内NADH濃度の上昇によるものであることが示され、KCNセンサとしての可能性を示すものであった。 2、黒カビ固定化電極の電気化学的応答特性 ビタミンK_3存在下における黒カビ固定化電極の応答特性について基礎的検討を行い、各種糖類に対する応答が培地成分により大きく変化することを明らかにした。各種黒カビを用いて検討を行い、それぞれの黒カビでほぼ同一の電流応答の傾向を示すことが分かった。応答電流の大きさは菌体の活性に依存するものと考えられる。 3、クロレラ固定化電極の光合成電流応答 クロレラ固定化電極を用い、ベンゾキノンやトルキノン存在下において光照射を行うと、光合成に伴う電流応答が得られた。除草剤を添加すると、その濃度に応じて電流値の減少が見られ、光合成阻害を指標にした環境汚染物質の簡便なセンシングシステムとして用いることが出来ることが分かった。 4、ピルビン酸センサによる酵母解糖系振動現象の機構解析 メディエータ型ピルビン酸センサを作成し、振動状態におけるNADHとpyruvateの双方の濃度情報を連続的に得ることにより、解糖系振動現象のダイナミズムを解析した。
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