研究課題/領域番号 |
11670064
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
環境生理学(含体力医学・栄養生理学)
|
研究機関 | 信州大学 |
研究代表者 |
柳平 担徳 (柳平 坦徳) 信州大学, 医学部, 講師 (10020760)
|
研究分担者 |
樋口 京一 信州大学, 医学部, 教授 (20173156)
能勢 博 信州大学, 医学部, 教授 (40128715)
|
研究期間 (年度) |
1999 – 2001
|
研究課題ステータス |
完了 (2001年度)
|
配分額 *注記 |
3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
2001年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
2000年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
1999年度: 2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
|
キーワード | 食物摂取量 / 老化促進モデルマウス(SAM) / 自主活動量 / 自発性輪廻し運動 / サーカディアンリズム / 自発性輪回し運動 / 体温調節 / 老化 / 寿命 / 老化と寿命 / 制限自主運動 / 夜間活動量 / SAMP1 / 自発性活動量 / 運動量 / 自発運動によるリズムの改善 / 制限食 / 活動量 / 酸素摂取量 |
研究概要 |
我々は老化促進モデルマウス(SAMPI)を用い、動物の生理学的特性である、食物摂取量、自発性活動量(SMA)、自発性輪廻し運動(SWR)のサーカディアンリズムについて解析した。SWR運動なしの場合、SAMPIの食物摂取量はSAMPIのコントロールマウスであるSAMPIと比較して明期に高く、暗期で低いという結果(P<0.0001)を示した。またSAMPIのSMA活性の夜間活動量(%)はSAMRIのそれより有意に低かった(P<0.05)。しかし、SWR活動をSAMPIに負荷させると暗期の食物摂取量は増加し、またSMA活性の夜間活動量も増加させた。 これらの発見は1)SAMPIは年とった人や老化した動物にみられる活動時の低リズムと似た異常なサーカディアンリズムをもっている。2)しかしSWR運動負荷によりSAMPIのこれらの異常なリズムは改善される。以上の結果から、SWR運動負荷はリズムを改善させ、老化を阻止し、寿命の延長に効果があるのではないかと想定された。
|