研究課題/領域番号 |
11670476
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
消化器内科学
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
今関 文夫 千葉大学, 医学部, 講師 (40223325)
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研究分担者 |
徳久 剛史 千葉大学, 大学院・医学研究科, 教授 (20134364)
本多 新 千葉大学, 医学部, 医員
横須賀 収 千葉大学, 医学部, 講師 (90182691)
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研究期間 (年度) |
1999 – 2000
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研究課題ステータス |
完了 (2000年度)
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配分額 *注記 |
3,600千円 (直接経費: 3,600千円)
2000年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
1999年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
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キーワード | HCV core蛋白 / トランスジェニック マウス / Suppression subtractive hybridization / cDNA array / DNA chip / mRNA / トランスジェニックマウス / C型肝炎ウイルスコア蛋白 / サブトラクション法 / 肝細胞癌 / DNAチップ / C型慢性肝炎 / Northern blotting / C型肝炎ウイルス / HCVコアタンパク / Fasシグナル伝達系 / 細胞周期 / 細胞増殖 |
研究概要 |
生後4週のC型肝炎ウイルス(HCV)コア発現トランスジェニック(Px-core Tg)マウスとコントロールマウス(wild)の肝臓よりRNAを抽出し、SMART RT-PCR法とSuppression Subtractive Hybridization法を用いてPx-core Tgマウスに特異的に発現していると考えられる遺伝子クローンを解析した。雄、雌の対でそれぞれ約80遺伝子を調べたところ、apolipoprotein,mitochondorion,cytochrome関連遺伝子が多く見られ、癌、炎症に直接関連する遺伝子は検出されなかった。また、得られたクローンをスポットし、元の肝抽出RNAをプローブとしてhybridizationを施行したところ、2倍以下の差しか見られなかった。次に、約1000個のcDNAをのせたcDNA arrayとDNAチップを用いてPx-core TgとWildでの遺伝子発現に違いのある遺伝子を検索したところ、複数個の遺伝子が認められたが、発癌、炎症に直接関連する遺伝子は認められず、その意義については今後検討する予定である。 今回用いたPx-core Tgは、生後1ヶ月では肝炎は見られておらず長期の経過観察でも肝発癌は見られていない。このPx-core Tg肝臓を用いたnorthern blottingでは、HCVコア遺伝子は約2pg/μgRNAの発現が確認されており、以前施行した肝臓のHCVコア蛋白定量でもヒトC型肝炎患者と同等以上の発現が確認されている。従って、このPx-core Tgの生体内におけるHCVcore蛋白の影響は予想に反して軽微なものなのかも知れない。
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