• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

遺伝性筋萎縮性側索硬化症の発症機序に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 11670627
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 神経内科学
研究機関岡山大学

研究代表者

城 洋志彦  岡山大, 医学部附属病院, 助手 (10263584)

研究分担者 柏原 健一  岡山大学, 医学部・附属病院, 講師 (80204387)
阿部 康二  岡山大学, 医学部, 教授 (20212540)
研究期間 (年度) 1999 – 2001
研究課題ステータス 完了 (2000年度)
配分額 *注記
1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
2000年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1999年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワードALS / SOD / トランスジェニックマウス
研究概要

運動ニューロン疾患群の中で主要な位置を占める筋萎縮性側索硬化症(amyotrophic lateral sclerosis ; ALS)は、神経筋疾患の中でも進行性難治性である。家族性ALSではCu/Zn superoxide dismutase(SOD)遺伝子に点突然変異が、孤発性ALSでは興奮性アミノ酸グルタミン酸トランスポーター(EAAT2)の異常が注目されている。
このようなバックグラウンドの元、我々はヒト異常SOD遺伝子(Gly93Ala)を導入したマウスを育成しており、本年度は、この遺伝性ALSのモデル動物においてEAAT2蛋白の脊髄における発現を、無症状で病理学的にも正常な18週、無症状であるが病理学的変化の始まっている25週、症状が発現している33週と時期を設定して抗EAAT2抗体で蛋白量を検討し、RT-PCR法にてmRNA量を測定した。また、ニューロンの生存シグナルに関してはphosphatidylinositol 3-kinase(PI3-K)-Akt経路について、前述の各時期について免疫組織学的に検討した。
ヒト異常SOD遺伝子(Gly93Ala)を導入したトレンスジェニックマウスの神経変性においてはEAAT2の系は変化はなく、PI3-K-Akt経路は関与していることを示唆する知見が得られた。

報告書

(1件)
  • 1999 実績報告書

URL: 

公開日: 1999-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi