研究課題/領域番号 |
11670711
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
循環器内科学
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研究機関 | 東京慈恵会医科大学 |
研究代表者 |
鈴木 英明 東京慈恵会医科大学, 医学部, 講師 (70196856)
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研究期間 (年度) |
1999 – 2000
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研究課題ステータス |
完了 (2000年度)
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配分額 *注記 |
2,900千円 (直接経費: 2,900千円)
2000年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
1999年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
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キーワード | 転写因子 / ラミニン / プロモーター / クローニング / ワンハイブリットシステム / プラスミド / ルシフェラーゼ / イースト |
研究概要 |
ラミニンは、高血圧症、心筋症、糖尿病において病的に増加し、組織の硬化を招く一要因として報告されている。本教室では、ラミニンB2鎖プロモーターの転写活性の調節に強く関与するbcn-1モチーフと、そこに結合する転写因子BCN-1の存在ならびに、転写を制御する因子SL-Aの存在を見い出し検討してきた。 そこで研究計画に従い、BCN-1転写因子のクローニングの完成ならびに、SL-A転写因子のクローニングを目的に、イーストのワンハイブリッドシステムを用いてcDNAライブラリーのスクリーニングを施行し、数個の転写因子をコードするクローンを得た。うちTFE-3並びにRTEFをコードするcDNAクローンがラミニンプロモーターに結合しTFE-3は転写を活性化、RTEFは転写を抑制することが判明した(投稿中)。また、未報告の転写因子をコードするクローン(K46)を得たため、Genebankに登録した。K46は、HMG domain、KLCCdomainを持つ転写因子構造を示し、ノーザンブロットでは、心筋内に強く発現していたため、心臓の発生分化に関与する遺伝子と考えている。 以上、ラミニンプロモーターの転写活性の調節制御に関与する転写因子のクローンを得た。
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