研究課題/領域番号 |
11670799
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
小児科学
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研究機関 | 日本大学 |
研究代表者 |
原田 研介 日本大学, 医学部, 教授 (40208674)
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研究分担者 |
鮎沢 衛 日本大学, 医学部, 助手 (40287610)
能登 信孝 日本大学, 医学部, 講師 (70267053)
岡田 知雄 日本大学, 医学部, 助教授 (50177052)
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研究期間 (年度) |
1999 – 2001
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研究課題ステータス |
完了 (2001年度)
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配分額 *注記 |
3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
2001年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
2000年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
1999年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
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キーワード | 川崎病 / IL-4 / RDA法 / IL-4STAT / Aminopeptidase N / RDA / PCR / 血小板 / GPIIb / 原因 / 分子生物学 |
研究概要 |
川崎病患者12名の急性期および回復期と、発熱性の対照として呼吸器感染症患者5名から血液を採取し、RDA法によって患者血液中に特異的に発現しているgeneを検索した結果、ヒトに存在しうるgeneが12種類検出された。それらの中に、IL-4 STAT、aminopeptidase N (APN)という2つのIL-4関連因子が存在したため、各患者血液中の急性期および回復期におけるIL-4 STAT, APN, IL-4,IL-4receptor (IL-4R)のm-RNA量を定量的RT-PCRによって測定し、その変動の意義を考察した。 APNとIL-4STATのm-RNA量は急性期に有意に増加し、回復期には対照との間に有意差はなかった。IL-4 m-RNAは急性期には対照と有意差はなかったが、回復期に増加傾向があった。IL-4R m-RNAは急性期と回復期では有意差はなかったが、対照と比較すると急性期のみ有意に増加を認めた。冠動脈障害のある患者は1例あったが、上記4物質のm-RNAの変動は全体の傾向と同様であった。 川崎病の経過中、通常の発熱性疾患に比べ、IL-4関連因子の急性期における有意な上昇が認められる一方、IL-4自身は回復期に上昇しており、これらの変動が川崎病における血管炎の発生と改善に関係していることが示唆された。
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