研究課題/領域番号 |
11670805
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
小児科学
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研究機関 | 久留米大学 |
研究代表者 |
古賀 靖敏 久留米大学, 医学部, 講師 (00225400)
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研究分担者 |
岩永 里香子 久留米大学, 医学部, 助手 (20258396)
古賀 敦子 久留米大学, 医学部, 助手 (00140707)
徳永 泰幸 久留米大学, 医学部, 助手 (60227585)
古賀 洋安 久留米大学, 医学部, 助手 (60312146)
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研究期間 (年度) |
1999 – 2000
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研究課題ステータス |
完了 (2000年度)
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配分額 *注記 |
3,600千円 (直接経費: 3,600千円)
2000年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
1999年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
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キーワード | ミトコンドリアDNA / ミトコンドリア脳筋症 / 電子伝達系酵素欠損症 / ミトコンドリアtRNA / ヘテロプラスミー / PCR / 血管内皮機能障害 |
研究概要 |
神経筋疾患領域での難病ミトコンドリア病は、ミトコンドリアの機能障害を特徴とし、ミトコンドリアDNAの異常に起因する遺伝病である。中でもMELASにみられるミトコンドリアtRNAの点変異は、MELAS以外に進行性外眼筋麻痺(PEO)、家族性特発性心筋症、脳筋症、偏頭痛、急性膵臓炎、小人症、ミトコンドリア糖尿病など多くの疾患、病態で報告されており、本遺伝子異常は、現在では人の遺伝病としては最も頻度の高い疾患と考えられている。本研究の目的は、日本人で一番多いミトコンドリア遺伝子異常症(ミトコンドリアA3243G点変異)の分子病態を、体細胞内分布パターン、およびRNAプロセッシングの異常に着目し、その機能改善を目的としたミトコンドリア融合療法、プロセッシング酵素補充療法、細胞融合による遺伝子導入療法を試み、その機能改善、根本治療につながる遺伝子治療の試みを行う事である。
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