研究課題/領域番号 |
11670818
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
皮膚科学
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
新海 浤 千葉大学, 医学部, 教授 (90030957)
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研究分担者 |
遠藤 秀治 千葉大学, 医学部, 助手 (50282489)
宇谷 厚志 千葉大学, 医学部・付属病院, 講師 (10292707)
籏持 淳 (旗持 淳) 千葉大学, 医学部, 助教授 (90172923)
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研究期間 (年度) |
1999 – 2000
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研究課題ステータス |
完了 (2000年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,900千円)
2000年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1999年度: 2,900千円 (直接経費: 2,900千円)
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キーワード | エーラス・ダンロス / p38MAPK / デコリン / サイトカイン / デルマトポンチン / 情報伝達 / MAPK / リン酸化 / バイグリカン / デルマタン硫酸 |
研究概要 |
TGF-β,PDGF,IL-4等のサイトカインはプロコラーゲン合成亢進をきたし、強皮症の皮膚病変に存住する。これらサイトカイン受容体からの情報伝達経路はPDGF-BB,TGF-β.IL-4によりp38 MAPKはリン酸化を受け、p38 MAPKの特異的阻害剤は,procollagen α1(I)mRNAの発現を抑制し,interstitial collagense mRNA発現を増強させた。 Ehlers-Danlos症候群の皮膚にデコリン欠損を見いだし、培養線維芽細胞のデルマタン硫酸合成の極度の低下を確認したが、デルマタン硫酸合成にかかわる合成系には変化がなく、デコリンコアたんばく質の遺伝子の発現の低下によることが判明した。コアたんばく質のmRNAの配列には正常人と差がないことから、遺伝子発現調節にかかわる領域に配列の異常、あるいは結合蛋白の異常が推測された。 デコリンと親和性を有する細胞外マトリックス成分のデルマトポンチンを欠如したマウスを作成し、皮膚脆弱は皮膚コラーゲン線維の径に異常を来すことを見いだした。
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